寝不足を感じたら実践したい「睡眠のプロ」の極意と快眠アイテム3選

5人に1人が感じている現代の悩みは……

9月3日は「秋の睡眠の日」。しかし、今年の夏は異常な猛暑で夜もしっかり眠れず、朝起きても疲れが残っている人も多いのではないでしょうか。

厚生労働省が2020年1月に発表した「国民健康・栄養調査」によると、睡眠で充分な休養が取れていない人の割合は21.7%。実に5人に1人は睡眠に何らかの悩みを抱えているのです。

1日の平均睡眠時間については”6時間未満”と短い人の割合が、男性は36.1%、女性は39.6%と、女性の方が高い状況。さらに、コロナ渦で在宅勤務など生活の変化もあり、ストレスも疲れも溜まっているのに、不安で眠れないなど、睡眠不足は深刻化しています。
 

睡眠不足解消の方法とは

そこで、睡眠改善インストラクターの福田英宏氏に、在宅勤務中＆忙しい現代人のための「睡眠不足」解消の秘訣を聞いてみました。
 

1. 眠る環境づくり（寝る場所と在宅勤務の仕事場を分ける）
2. スマートフォンは就寝1時間前にオフ、目覚まし時計として利用しない
3. 効果的な入浴（38～40度の湯船に10～15分浸かる）
4. 朝日を浴び、コップ1杯の水を飲んで腸を活発に。朝食は必ずとる
5. カフェインを含む飲み物は1日2～３杯まで、15時以降は飲まない
6. 在宅勤務でも時間のメリハリをつけ、15時前後に昼寝（20分程度）を取り入れる

 
とのことでした。スマホをオフ、水を飲むなど、すぐにでも取り入れられるものばかりなので、早速試してみたいと思います。

続いては、睡眠不足と疲労の軽減に役立つ快眠グッズをご紹介しましょう。
 

着て寝るだけで安眠、疲労軽減に役立つ「超機能性」パジャマ

リフランス しなやか3重ガーゼパジャマ レディース（税込2万4200円）
 
天然鉱石を数種類コーティングした特殊繊維を使用したパジャマ。着て眠るだけで、鉱石が発する遠赤外線が、自律神経の中でもリラックス状態に働く副交感神経に作用し筋肉の緊張をほぐし血流促進、疲労回復や安眠へと導いてくれます。ふんわり3重ガーゼなので、肌あたりもよく通気性も抜群。冷房の効いた部屋では長袖がちょうどよく、冷えに悩む女性にもオススメです。ネイビーの他にピンクもあり。
 

睡眠をテーマに体温リズムに着目した入浴剤 

きき湯ファインヒート リセットナイト（オープン価格）※医薬部外品
 
寝る前の入浴で深部体温を効率的に上げ、上がった体温を下げようとする生体反応を利用して質の良い睡眠を促すために開発された商品。体温を1度上昇させるためには、さら湯だと41度の湯船に10分間浸かる必要があるのに対し、こちらは7分で上昇するため、忙しい現代人でも効率よく入浴が楽しめます。また、体の芯までしっかり温めてくれるので、持ち越したくない疲れ・冷え症をやわらげる効果も。
 

就寝前に1包飲めば翌朝スッキリ！ 快眠サプリ

グリナ®︎ スティック30本入り箱（税込5560円）※機能性表示食品
 
睡眠の質の向上（熟眠感の改善、睡眠リズムの改善）や、起床時の爽快感のあるよい目覚め、日中の眠気の改善、疲労感の軽減、作業効率の向上に役立つ機能があるといわれている睡眠アミノ酸グリシンを3000ｍｇ配合したサプリメントです。グレープルーツ味で飲みやすく、携帯に便利なスティックタイプ。個人的には、疲れマックスでしっかり眠りたいという時の就寝前に1包飲むことにしているのですが、翌朝の目覚めがとにかくスッキリ！
 
新しい生活スタイルで過ごす今年は、いつも以上にストレスを感じているので、睡眠不足の人が増えているそうです。しっかり眠って、しっかり食べる！ 基本的なところを見直すだけで、心も体も少し楽になるかもしれません。何より睡眠不足は美容の大敵。美肌作りのためにも快眠を心がけてみては。