3階建てのメリット:同じ敷地でも広い面積がとれる

同じ敷地面積でも広い居住スペースがとれるのが、3階建て住宅最大のメリット。地価が高かったり、建物が密集し広い土地が確保できない都市部でも、3階建て住宅であれば狭い土地を活用し、「二世帯で住みたい」「車庫スペースを取りたい」「将来の同居人数の増加に備えたい」「収納スペースを確保したい」といった希望通りのプランを実現しやすくなります。
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3階建てなら、たとえ狭い土地でも広いスペースを確保でき、希望通りのプランを実現しやすい。
 

また、単に土地を有効活用し広いスペースが確保できるだけではなく、それにより交通の便がよい都市部でも家を持てることから、通勤時間を短縮できたり、普段の生活の利便性が得られたりすることも大きなメリットと言えるでしょう。
 

3階建てのメリット:さまざまな暮らし方が選べる

さらに、階数が多くなるとフロアごとの分離性が高くなることから、様々な暮らし方が可能になります。

代表的なところでは、「二世帯住宅」が挙げられます。フロアが異なることで親・子世帯それぞれのプライバシーを確保しやすくなるのです。子どもの成長や親世帯の高齢化など、ライフサイクルに応じて、住まい方が変えられるのもポイントです。
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3階建てなら、各階をそれぞれ違う目的で使い分ける暮らし方も可能。

また、「賃貸併用住宅」にすることも考えられます。賃貸併用にすることで、家賃収入が得られたり節税対策になるといった利点は、「3階建て賃貸併用住宅で得られるメリット」でもご紹介した通りです。

賃貸併用にした場合も、ライフサイクルの変化に応じて、賃貸部分に子世帯(または親世帯)が住んだり、親世帯が亡くなった後は再び賃貸に回したり、といった活用ができます。
 

3階建てのメリット:屋上が活用できる

住宅やビルが密集している地域では、近隣の視線を考慮しなければならなかったり、自由に窓を取ることが難しかったりする場合があります。また、敷地面積の問題から満足できる広さの庭が確保できないことも少なくありません。

そんな悩みでも意外と簡単に解決できる、3階建てならではのメリットが「屋上」の活用です。「86%が満足する、3階建て住宅『屋上活用』の方法」でもお伝えしたように、「限られた敷地でも庭がほしい」「開放的な空間がほしい」といった考えの方におすすめの方法です。
 
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360°広がるダイナミックな眺望が魅力の屋上空間で、家族や仲間とバーベキューをしたり、テントを張ってキャンプをするなど、屋上の楽しみ方はアイデア次第で無限に広がります。


実際に屋上付きの家で暮らしている方に「屋上があってよかった!」と感じた瞬間を聞いたアンケートを見てみると「流星群が来た時や、遠くに小さく花火が見えた時」「正月に初日の出を見られた時」など、眺望に満足していたり、「お風呂上りに屋上でボーっとする」「じゅうたんを敷いて寝転んだり、本を読んでいる時」など、リフレッシュの場として活用していたりと、多くの人が屋上を楽しんでいる様子がわかります。さらに食事・パーティーの場として、子ども・ペットの遊び場として、物干し・布団干しの場として……など、日常生活でも屋上を活用できているようです。
 

3階建てのデメリットは?

メリットだけではなく、3階建てのデメリットが気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここで具体的にいくつか見ていきましょう。

●建築コストは?
「3階建ては建築コストが高くなる」と考えている方も多いのではないでしょうか。実際に、同じ延床面積であれば、2階建てよりも3階建ての方が高くつきます。

一方、必要な土地の広さは少ない面積で済むため、土地の取得費用は2階建てと比べて割安となり、トータルコストで考えると、必ずしも3階建ての方が高くなるわけではありません。

●各階の移動や生活導線は?
階数や部屋数が多くなることで生活の動線が複雑になり、特に縦移動(階段の上り下り)が必然的に増えることになります。若いうちは気にならないと思っていても、将来のことを考えると不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

解決策として挙げられるのは、ホームエレベーターの設置。自分自身の移動だけでなく、重い荷物を運ぶなどの動作も楽になります。近年は低価格化も進み、実際に設置している3階建て住宅も増えています。
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新築時にエレベーターを設置しておけば、荷物の持ち運びなどが楽になります。 
 

新築時にはホームエレベーターを設置しない場合でも、工事段階で電気配線、設置場所の準備をしておく「ホームエレベーター準備仕様」を備えておけば、将来の変化にも柔軟に対応することができます。

また、「快適な3階建て住宅は『間取り』『ゾーニング』から」でもご紹介したように、どのフロアにどのような役割の部屋を配置するのか、生活スタイルを考えた「ゾーニング」をすることで、動線の問題も解決可能です。きちんとゾーニングをせずに空間の用途だけで間取りを決めてしまうと、家事動線が複雑になったり、通風や採光に不満が残るなど、暮らしにくい家になってしまうこともあります。

●耐震性は?
2階建てよりも1階分の高さと重量が増えることになる3階建てでは、地震の揺れへの対策が必要になります。特に狭い土地に3階建ての家を建てるのであれば、なおさら耐震性が気になる方も多いのでは? また、大きな地震でも倒壊しないのは当然として、余震にも耐え、住む人の生命や財産を守り、きちんと安心して住み続けられることが重要です。

3階建て住宅の建築にあたっては「構造計算」が必要になることを見てもわかる通り、住宅の耐震性を大きく左右する要素としては「構造」が挙げられます。

「耐震性が高い3階建て住宅の『構造』とは?」でもご紹介した通り、ヘーベルハウスが3階建て住宅に採用している「重鉄制震・システムラーメン構造」は柱と梁が自立し、繰り返しの余震にも粘り強く耐える工法。さらに高層ビルでも制震装置として採用されているオイルダンパーを住宅用にカスタマイズした制震装置「サイレス」を標準装備。大地震から中小の地震にも細やかに反応するオイルダンパーの働きにより、地震時の建物の揺れ幅を減らし、構造躯体そのものにかかる負荷を軽減するとともに、損傷が蓄積しにくいつくりになっています。
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1階にオイルダンパー制震システム「サイレス」を搭載した、重鉄制震・システムラーメン構造

また、この構造には耐震性以外にも大きなメリットが。柱と柱の間に筋交いがなく、間取りの制約が少ないため、自由なプランニングが可能なのです。それにより、住宅が密集したエリアや都市部の狭小地など、採光や通風のポイントとなる開口部を自由にとりにくい環境でも、好みの間取りを実現しやすくなっています。
 
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構造上、間取りの制約が少ないため、ワイドスパンリビングや広い吹抜けなど自由度の高い空間デザインが可能に。
 

 

3階建てのメリットを享受するには、パートナー選びが大切

制約も多い都市の3階建て住宅で、そのメリットの恩恵を受けるには、構造や制震といったハード面に加え、それらの技術を活かすプランの自由度や巧みな設計など、ソフト面の実力も求められます。長く住み続ける住宅だからこそ、どちらも重要になるのです。

家づくりのパートナーを選ぶときは、今回ご紹介した構造や技術に加えて、蓄積された設計ノウハウなどにも注目してみてください。

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ヘーベルハウス テラクラフト
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