家庭内で増えている「熱中症」「ヒートショック」

家にいるときに、暑さや寒さにより体調を崩し、病院に搬送されるケースが多いことをご存知でしょうか?

暑い時期に気を付けたいのは、体温が上がり体内の水分や塩分のバランスが崩れて体温調節機能が働かくなり、めまい、けいれん、頭痛、意識障害などの症状を引き起こす「熱中症」です。

消防庁の統計調査によると、熱中症の発生場所は「住居」が約40%とトップに。猛暑化傾向が年々増していく中で、家の中の暑さ対策が必要なことがわかります。
 
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出典:消防庁「平成29年(5月から9月)の熱中症による救急搬送状況」
※仕事場①:道路工事現場、工場、作業所等
※仕事場②:田畑、森林、海、川等(※農・畜・水産作業を行っている場合のみ)


一方、寒い時期に気を付けたいのは、急激な温度差により血圧が大きく変化することで、脳梗塞、心筋梗塞や不整脈などを発症し、意識を失ったり転倒したりする「ヒートショック」です。

住宅の中で「ヒートショック」の発生が多いのが、浴室や脱衣所です。リビング・ダイニングなどとの室温の差が大きいうえ、入浴に際して衣服を脱ぐ、熱いお風呂に入るなど、身体に与える急激な温度変化が大きいためでしょう。

「ヒートショック」による年間死亡者数は、なんと交通事故の4倍。家族が健康に暮らすためにも、寒さ対策は欠かせません。
 
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出典
※1 "犯罪被害者等施策に関する基礎資料"、犯罪被害者白書、平成27年度版:交通事故発生状況の推移(平成22~26年).警察庁.
※2 東京都健康長寿医療センター研究所調査(2011年)

 

断熱性の高い家で、空調の効きを良く

熱中症やヒートショックなど、暑さ・寒さが原因で発生する家庭内事故を防ぐには、適度に冷暖房を使用して快適な室温を保つことや、できるだけ家の中の温度差をなくすことが重要です。

とはいえ、夏や冬に1日中エアコンや暖房機器を利用すると電気代が気になるものです。エアコンなど空調の効きをよくするためには、屋外の熱さや寒さなどの影響を受けにくくする断熱性を高めるのがポイントになります。

ヘーベルハウスでは、家の断熱性を高めるために、ALCコンクリート「へーベル」と、高性能断熱材「ネオマフォーム」を一体化した「ヘーベルシェルタードダブル断熱構法」を採用。鉄骨躯体を連続的にくるむ断熱構法により、快適な温度環境を半世紀を超えて維持し続けます。
 
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ヘーベルハウスでは、外壁・屋根・1階床に「ヘーベル」と「ネオマフォーム」を一体化した「ヘーベルシェルタードダブル断熱構法」を採用。次世代省エネルギー基準をクリアする高い断熱性を実現します。

 
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写真左:一般的なコンクリートの約10倍の断熱性能を持つ外壁材「ヘーベル」。写真右:空気を上回る世界最高レベルの断熱性能を持つ断熱材「ネオマフォーム」


さらに、室内の空気が逃げやすい窓は、熱の伝わりを約30%抑える「アルゴンガス」入り窓ガラスを標準採用。窓の設置面に合わせて、ガラスに特殊金属膜をコーティングすることで一般的な複層ガラスよりも断熱・保温性を高めた「低放射複層ガラス」や、太陽高度の低い東西面には必要に応じて太陽エネルギーをカットする「遮熱低放射複層ガラス」を選択します。

サッシは、「アルミ樹脂複合断熱サッシ」を採用。耐久性のあるアルミを室外側に使用し、室内側にはアルミより断熱性の高い樹脂サッシを使用。修繕時は、内側の樹脂サッシのみ交換すれば良い設計になっていて、断熱性能を維持するためのメンテナンスにも配慮しています。
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室内側に樹脂を使用した「アルミ樹脂複合断熱サッシ」のイメージ。断熱性が向上することにより、冬の結露も防止できます。
 

ご紹介したような断熱構法と窓を採用することで、断熱性が高く、冷暖房効率のよい住まいを、長期に渡りつくることができるのです。
 

採光・通風の工夫で心地よい住まいに

家庭内で熱中症やヒートショックを防ぐためには、冷暖房の適度な使用はとても重要です。しかし、真夏・真冬以外は自然の光や風など“自然の恵み”を上手に活かし、心地よく暮らしたいと考える人は多いのではないでしょうか。

ヘーベルハウスでは、独自の住環境シミュレーションシステム「ARIOS(アリオス)」により、設計段階で屋内の日当たりや風通しなどの状況シミュレーションが可能になりました。
 
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家の中の日照エリアや日影エリア、一日の合計日照時間などを、敷地条件(位置・周辺環境)のデータから算出。結果を見て、敷地内の建物配置や開口部の位置を調整できます。

 
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地域、季節、時間帯に応じた風を入力し、家の中の通風状況を確認。リビングや主寝室など、人が長く滞在する場所などに風の通り道ができるように間取りを検討できます。


日照や通風などの室内環境を設計段階で確認できれば、開口部の位置や、庇や軒の出方を調整し、心地よく暮らせる住まいをつくることができます。

特に、断熱・気密性が高くなった今の住まいにおいて、夏の暑さは熱中症を招くことがあります。熱中症防止のためにも、窓の形状や位置、ガラスの種類などを適切に選択することが大切になります。
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プランの段階で日照・日射・通風・採光について科学的に検証することで、家に居ながら自然を感じる住まいを実現しましょう。
 

長く住むからこそ快適な家を

近年、建物の構造構法の進化、各部材の耐用年数の向上、充実したメンテナンス体制などにより、大手ハウスメーカーの家は高い品質を保ちながら長い間住むことが可能になりました。

長い間住むということは、その家で年齢を重ねるということになります。先に述べた熱中症やヒートショックは、高齢者と小さい子どもの発症率が高い傾向にあるため、家を建てるときにはこれまで以上に「断熱性」を重視する必要があります。

また、「断熱性の低い家から高い家への転居で、疾病やアレルギーが改善した」という調査結果も報告されるなど、住まいの断熱性は健康を支える要素としても注目されています。
 
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出典:伊香賀俊治・江口里佳・村上周三・岩前篤・星丹二他「健康維持がもたらす間接的便益を考慮した住宅断熱の投資評価」(日本建築学会環境系論文集vol.76 No666,2011.8)※自己申告に基づく


断熱性の重視と併せ、自然の光や風を上手に活かした間取りで、身体にストレスを与えない快適な住まいを手に入れましょう。

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