PR
3階建て住宅で暮らす/3階建て住宅の基礎知識&ノウハウ

「プラスアルファ空間」で広がる3階建て住宅の暮らし

◯LDKや◯畳といった用途や広さだけで間取りを考えるのをやめ、用途を定めない「プラスアルファの空間」で、暮らしを充実させてみてはいかがでしょうか。ゆとりの空間を設けることで、これまで叶わなかった趣味が楽しめたり、非日常を味わえるなど、暮らしの質は上がるものです。今回は、3階建て住宅だからこそ実現可能なプラスアルファ空間の考え方や楽しみ方について説明しましょう。

提供:旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)
西野 功市郎

執筆者:西野 功市郎

3階建て住宅で暮らすガイド

PR

今までのイメージにとらわれない家づくり

皆さんは、家を建てる時、まず何をイメージしますか? 例えば、広々として快適なリビングでしょうか。それとも、機能的で使いやすいキッチンや収納でしょうか。新しい家のイメージは人それぞれだと思いますが、家全体を考えるときには「3階建てにして4LDKは必要」だとか、「リビングは12畳くらいで、子ども部屋は6畳の広さがほしい」といったところからイメージをふくらませて、家の全体像をまとめていくという方も多いと思います。

これまで、◯LDKであるとか、◯畳といった数字をもとに、これから建てる家のイメージを固めていく方法は一般的だったといえるでしょう。「一般的だった」と過去形にしたのは、「リビングには必ずソファを置いて、子ども部屋は最低でも◯畳必要」といった考え方をしなくなってきたからです。もちろん、それぞれの部屋を広くとれるに越したことはありませんが、限られた空間の中で、どう賢く快適に住むかを重視し、柔軟な発想でプランを考える方が増えてきています。

固定概念にとらわれず、限られた空間の中で、どう賢く快適に住むかが重要だと考える方が増えています

固定概念にとらわれず、限られた空間の中で、どう賢く快適に住むかが重要だと考える方が増えています


新しい発想でプラスアルファの空間を追加

ヘーベルハウスでは、柔軟な発想でプランを考えるとともに、「プラスアルファの空間」を設けることをおすすめしています。

プラスアルファの空間とは、これまでの家づくりの発想とは異なる空間、つまり用途や機能にとらわれない空間のことです。“ゆとりの空間”といってもよいと思います。限られた面積の中で、本来なら必要なスペースをできるだけ広くとりたいと考えるところに、用途や機能のはっきりしない空間を割り込ませるのは大変です。しかし、ときには必要なスペースを最小限にしたり、多少面積を削ってでも「プラスアルファ空間」を設けたほうが広がりを感じたり、豊かさを実感できることがあります。

実は、3階建てなら、みなさんが考えている以上に、容易くプラスアルファ空間を確保することができ、しかも、とても大きな効果が期待できるのです。

小さな空間で大きく広がる“非日常の体験”

プラスアルファの空間を確保する、といっても、それにはいろいろな形がありますが、まず、最初に「2階建て」+「プラスアルファ空間」の住宅について説明していきましょう。

例えば、2階建ての上に、室内空間と一体の大きめのバルコニーを設けることをご提案しています。最上階は、小さなコテージのような室内空間と、大きなバルコニーの屋外空間で構成されることになります。バルコニーによって室内と屋外が一体となった空間では、趣味を楽しんだり、子どもたちの遊び場にと、いろいろな用途に活用できる家族の特別な居場所となります。

LDKや個室などとは違って、プラスアルファの空間をつくることで、暮らしに想像以上の豊かさが生まれることがあります

LDKや個室などとは違って、プラスアルファの空間をつくることで、暮らしに想像以上の豊かさが生まれることがあります


下の写真のように、バルコニーを庭に見立ててガーデニングを楽しんだり、バーベキューをしたり、天体観測をしたり。あるいは、テントを張って自宅キャンプを楽しんだり、夏場にはビニールプールを広げるのもいいですね。自宅にいながら、まるで別荘に来たかのようにアウトドアを楽しむ空間として、たくさんのアイデアが浮かびます。

2階建ての上に追加する小さなコテージの例です。半分を部屋にして、半分を広いバルコニーにすることで、ガーデニングや天体観測など、いろいろな活用の仕方が考えられます

2階建ての上に追加する小さなコテージの例です。半分を部屋にして、半分を広いバルコニーにすることで、ガーデニングや天体観測など、いろいろな活用の仕方が考えられます


こういった非日常的な空間が家族のコミュニケーションを深めたり、豊かな感性を育てるなど、想像以上に多くのメリットを生み出してくれます。そして、屋外空間とひと続きになっている室内空間は、雨など天候が悪い時でも大活躍間違いなしです。
庇を深くとれば、窓を開けたままにして、室内にいながら自然の風を感じることができるでしょう。第二のリビングや趣味の部屋として利用したり、リビングや個室とは違った子どもたちの遊び場として活用できます。

使いやすさこそプラスアルファのポイント

「わざわざ3階をつくらなくても、2階建てに屋上をつくればできるのでは?」と思う方もいらっしゃるでしょう。実は、単に屋上だけをつくった場合と、一部分を部屋にして広いベランダを確保した場合では、利用頻度に大きな差が生じることがわかっています。それは、利用する際に、いろいろなものを持って屋上に上がるのは、意外と面倒だと感じる方が多いからなのです。

例えば、屋上でお茶を飲もうとしても、お茶道具一式のほかに、椅子やテーブルを持って上がらないと、長時間過ごそうという気分には、なかなかなれません。バーベキューセットやビニールプールを持って昇り降りをするのも、かなりの重労働でしょう。その点、3階部分に部屋があれば、それらのものを収納しておけばよく、利用するときに取り出せばよいので簡単ですね。何かをしようとしたときに、わざわざたくさんのものを持ち運びしなくてすめば、利用するときの準備も楽になります。しかも、完全なプライベートスペースなので、広げた雑貨類をそのままにして途中で作業を中断することだってできてしまうのです。

バーベキューをするにも食材や調理器具のほか、椅子やテーブルなど多くのものを持ち込まなければなりません。ベランダと部屋が同一フロアにあると便利です

バーベキューをするにも食材や調理器具のほか、椅子やテーブルなど多くのものを持ち込まなければなりません。ベランダと部屋が同一フロアにあると便利です


もし、外部の視線が気になりそうなら、バルコニーの壁を少し高めの1.9mほどにするとよいでしょう。また、深い庇をもうけると少々の雨なら室内に入り込まないので、屋内と屋外をより一体として活用できますね。

庇を深くすると、室内と屋外に一体感が増し、室内にいながらよりいっそう開放的な気分を味わえるでしょう

庇を深くすると、室内と屋外に一体感が増し、室内にいながらよりいっそう開放的な気分を味わえるでしょう


プラスアルファ空間はコストパフォーマンスが高い!?

プラスアルファ空間をつくるには、費用も気になるところです。もちろん、プラスアルファ部分の建設費は必要ですが、総3階を建てるよりはコストは抑えられますし、別荘感覚を味わえると考えれば、得られる効果は大きいでしょう。自宅でありながら手軽に非日常的な空間として使えるなど、さまざまなメリットを考慮すると、コストパフォーマンスは高いと言えるのではないでしょうか。

次ページでは、「3階建て」+「プラスアルファ空間」についてご紹介します。

  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

All About注目リンク

PR

3階建て住宅で暮らす 人気記事ランキング

2024/04/23 更新
ランキング一覧
  1. 1「素敵な外観」と言われる3階建て住宅をつくる方法
  2. 2これだけは知っておきたい、3階建てに関する法規制
  3. 3耐震性が高い3階建て住宅の「構造」とは?
  4. 43階建て+ビルトインガレージで広がる快適空間
  5. 53階建て賃貸併用住宅で得られるメリット
提供:旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます