ほっくり栗きんとんの作り方……ホクホクに仕上げるのがポイント
「すやの栗きんとん」に出会ったのは、20年以上前になります。ひと目見てこれが栗きんとん?と驚き、一口食べて、素朴で上等な味わいに衝撃を受けました。それまでは、栗きんとんといえばお正月にいただく、あの黄色い栗きんとんしか知らなかったです。以来、栗の季節には真似っこ栗きんとんを作って楽しんでいます。
ということで、すや風栗きんとんの簡単な作り方を紹介します。簡単ではありますが、栗をゆでたり、実を取り出したりの手間はかかります。一般的な栗きんとんを作る時のように鍋で練ると、粘りが出てホクホク感がなくなりますので、電子レンジで加熱して砂糖をなじませます。あとは濡れ布巾で茶巾に絞るだけです。
▼その他栗のおすすめレシピはこちら
「栗」のアレンジレシピ!おかず系からスイーツまで11選
ということで、すや風栗きんとんの簡単な作り方を紹介します。簡単ではありますが、栗をゆでたり、実を取り出したりの手間はかかります。一般的な栗きんとんを作る時のように鍋で練ると、粘りが出てホクホク感がなくなりますので、電子レンジで加熱して砂糖をなじませます。あとは濡れ布巾で茶巾に絞るだけです。
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ほっくり栗きんとんの材料(5人分)
ほっくり栗きんとんの作り方・手順
ほっくり栗きんとんを作る
1:栗を水につけて虫を追い出す
栗はたっぷりの水に30分~1時間ほどつけておき、虫を追い出す。
虫が生きていれば穴からはい出しますが、中で死んで残っていることがありますので、穴のある栗をむく際は気をつけましょう。2:栗を塩水でゆでる
鍋に水と塩を入れて混ぜて溶かし、栗を入れて中火にかけ、煮立ったら弱火にし、40~50分ゆで、火を止めてそのまま冷ます。
弱火=常にクツクツと静かに煮え上がっている状態。3:栗の皮をむくか、スプーンで実をすくい取る
栗の皮をナイフか手でむくか、皮ごと半分に切ってスプーンで実をすくい取る。
むいた栗の実の重さを量る。
むいた栗の実の重さを量る。
4:耐熱容器に入れてつぶす
栗のむき実をレンジ対応の容器に入れ、すりこ木でついてつぶす。
栗の粒々を残したいので、フードプロセッサーは使わずに、すりこ木やフォークでつぶしましょう。5:砂糖とみりんを加えて混ぜてチン
砂糖を入れて良く混ぜ、みりんを回し入れて混ぜ、600Wの電子レンジで、2分加熱する。
6:取り出して混ぜる
スプーンかフォークで均一に混ぜる。
7:濡れ布巾で包んで成形する
水で濡らしてきつく絞った布巾を広げ、(6)を30~35gずつのせて包む。
8:茶巾に絞って、栗の形にする
茶巾に絞り、絞り口を右手の親指と曲げた人差し指ではさんでギュッと押し、左手を添えて栗の形っぽく成形し、布巾を開いて取り出す。
10個ほどできます。9:完成
器に盛りつける。
笹の葉を敷きました。ガイドのワンポイントアドバイス
今回は栗をゆでましたが、蒸し器で蒸してもいいです。蒸し時間はゆでる場合と同じくらいでいいです。また、栗が小さい場合はもう少し短めでよく、今回のようにな大粒の栗なら、45~50分が適当です。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。