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パーソナルカラーと似合わない色だけど好きな色…着こなすための方法

「パーソナルカラーと好きな色が違う」「好きな色なのに、自分が着ると似合わない」など、似合う色と好きな色が異なる場合、誰もが戸惑いを感じるものです。パーソナルカラーのタイプ別に、似合わない色を上手に着こなすための対処方法をお教えします。

松本 英恵

執筆者:松本 英恵

カラーコーディネートガイド

パーソナルカラーのタイプ別!似合わない色を上手に着こなす方法

パーソナルカラーと似合わない色だけど好きな色…着こなすための方法

似合う色と好きな色が違うというのは、まま起こりうること

「似合う色と好きな色がどうも違う感じがする」「好きな色なのに、自分が着るとどうも似合わない気がする」。そのようにお感じになったことのある方は、下記の記事をご覧ください。

好きな色から診断!あなたの性格と心理

この診断で用いた4つのカラーパレットは、パーソナルカラー診断の4つのカラータイプに対応しています。パーソナルカラーとは、その人に似合う色のこと。ご自分に似合う色がわからない方は、下記の記事をご覧ください。

20秒で診断!パーソナルカラー(似合う色)診断 女性編
20秒で診断!パーソナルカラー(似合う色)診断 男性編

※あくまでも簡易診断/自己診断です。
 
<目次>
 

パーソナルカラーは色の選択肢を増やしてくれる

パーソナルカラーの4つのカラータイプには、それぞれ似合う色があります

パーソナルカラーの4つのカラータイプには、それぞれ似合う色があります


パーソナルカラーは、赤が似合う、青が似合わないといった見方ではなく、どんな赤が似合うのか、どんな青が似合わないのかというように、色をより細やかに見ていきます。4つのカラータイプには、赤、ピンク、青、緑、黄色、紫など、さまざまな色がありますが、それぞれ色みやトーンが異なっています。

たとえば、ピンクがお好きな人は、似合うカラータイプのピンクを選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。グリーンがお好きな人は、似合うカラータイプのグリーンを検討しましょう。好きなピンク、好きなグリーンとは、色みやトーンが違っているかもしれませんが、似合う色を身につけたほうがお顔映りがよく、持ち前の個性や魅力を引き出してくれます。

似合わない色はお顔映りがよくないので、できるだけ身につけないほうがよいのですが、絶対にダメというわけではありません。次のようなポイントをおさえると、上手に着こなすことも可能です。
 

似合わない色を着こなす対処法とは

似合わない色をどうしても取り入れたいときは、お顔まわりは避けて

似合わない色をどうしても取り入れたいときは、お顔まわりは避けて

似合わない色をお顔まわりにもってくると、疲れて見えたり、老けて見えます。似合わない色をどうしても取り入れたいときは、お顔まわりは避けましょう。

似合わない色はボトムにもってきて、似合う色のトップスを組み合わせるといいでしょう。ただ、色同士の相性が悪ければ、バランスが悪くなってしまいます。では、どのような組み合わせにすればよいのでしょうか?タイプ別に似合わない色の対処方法をご紹介します。
 

パーソナルカラーがスプリング(春)の人の似合わない色と対処方法

スプリング(春)の人に、重厚なダークカラーは似合いません。ダークカラーと相性がよいのは明るく澄んだ色。派手な色は避けたほうがよいでしょう

スプリング(春)の人に、重厚なダークカラーは似合いません。ダークカラーと相性がよいのは明るく澄んだ色。派手な色は避けたほうがよいでしょう


パーソナルカラーがスプリング(春)の人は、若々しく華やかな雰囲気の持ち主。重厚なダークカラーを着ると、肌がくすんで老けて見えます。オータムのダークブラウンやマホガニー、ウィンターの黒やチャコールグレー、ダークネイビーに、オレンジレッドやゴールデンイエローのような派手な色を組み合わせると、奇抜で下品なイメージになります。パステルイエローグリーンやパステルアクアのような明るくやさしい色のトップスを組み合わせましょう。
スプリング(春)の人は、ぼんやりした地味な色も似合いません。地味な色と相性がよいのは華やかな色。ビタミンカラーは色が浮いてしまいます

スプリング(春)の人は、ぼんやりした地味な色も似合いません。地味な色と相性がよいのは華やかな色。ビタミンカラーは色が浮いてしまいます


パーソナルカラーがスプリング(春)の人は、ぼんやりとした地味な色も苦手です。サマータイプのグレーブルー、グレーブルーのような青みを帯びた中間色には、ウォームピンクやアクアブルーなど、明るく澄んだ色を合わせるとよいでしょう。スプリングの色の中でも、ゴールデンイエローやイエローグリーンなど、元気なビタミンカラーは地味な色となじまず浮いてしまいます。

スプリング(春)タイプ 女性編
スプリング(春)タイプ 男性編
 

パーソナルカラーがサマー(夏)の人の似合わない色と対処方法

サマー(夏)の人に、ダークカラーは似合いません。ダークカラーと相性がよいのは明るく澄んだ色。暖色系の派手な色を合わせると垢抜けない印象になりがちです

サマー(夏)の人に、ダークカラーは似合いません。ダークカラーと相性がよいのは明るく澄んだ色。暖色系の派手な色を合わせると垢抜けない印象になりがちです


パーソナルカラーがサマー(夏)の人は、上品で優雅な雰囲気の持ち主。ダークカラーの中でも、特にイエローベースの濁った色を着ると、肌がくすみ疲れて見えます。オータムのダークブラウンやカーキに、ウォーターメロンやブルーレッドなど暖色系の派手な色を合わせると垢抜けない印象になりがちです。ラベンダーやスカイブルーなど、涼やかで明るい色を取り入れるのが正解です。
 
サマー(夏)の人は、派手な色も苦手です。派手な色と相性がよいのはシックな色。インパクトの強い色は上品さを損ないます

サマー(夏)の人は、派手な色も苦手です。派手な色と相性がよいのはシックな色。インパクトの強い色は上品さを損ないます


パーソナルカラーがサマー(夏)の人は、イエローベースの鮮やかな色も苦手です。スプリングのオレンジレッドやイエローグリーン、オータムのパンプキンやマスタードには、ブルーグレーやソフトホワイトを合わせるとよいでしょう。ディープローズやオーキッドなど、サマーの中でもインパクトの強い色を組み合わせると、持ち前の上品さが損なわれてしまいます。

サマー(夏)タイプ 女性編
サマー(夏)タイプ 男性編
 

パーソナルカラーがオータム(秋)の人の似合わない色と対処方法

オータム(秋)の人に、クールでキレのある色は似合いません。クールカラーと相性がよいのは穏やかな色。紅葉の色のような暖色系の濃い色を合わせると奇抜な印象になりがちです

オータム(秋)の人に、クールでキレのある色は似合いません。クールカラーと相性がよいのは穏やかな色。紅葉の色のような暖色系の濃い色を合わせると奇抜な印象になりがちです


パーソナルカラーがオータム(秋)の人は、知的で落ち着いた雰囲気の持ち主。クールで鮮やかな色を着ると、色がきつすぎて浮いてしまいます。ウィンターのトゥルーブルーやホットピンクのような冴えた色に、オータムタイプのイエローゴールドやパンプキンを合わせると、奇抜な印象になります。ウォームベージュやジェイドグリーンのような穏やかな色を組み合わせて、シックに装いましょう。
 
オータム(秋)の人は、パステルカラーも苦手です。パステルカラーと相性がよいのは深い色。インパクトの強い色は垢抜けない印象になってしまいがちです

オータム(秋)の人は、パステルカラーも苦手です。パステルカラーと相性がよいのは深い色。インパクトの強い色は垢抜けない印象になってしまいがちです


パーソナルカラーがオータム(秋)の人は、淡いパステルカラーも苦手です。サマーのパウダーブルーやパステルミント、ウィンターのアイシーブルーやアイシーアクアに、マスタードやディープトマトレッドなど、オータムの中でも強い色を組み合わせると垢抜けなくなります。モスグリーンやマホガニーのような深い色を組み合わせるとよいでしょう。

オータム(秋)タイプ 女性編
オータム(秋)タイプ 男性編
 

パーソナルカラーがウィンター(冬)の人の似合わない色と対処方法

ウィンター(冬)の人に、ナチュラルカラーは似合いません。ナチュラルカラーと相性がよいのはキレのある寒色系。派手な暖色系は持ち前のクールな印象を損ないます

ウィンター(冬)の人に、ナチュラルカラーは似合いません。ナチュラルカラーと相性がよいのはキレのある寒色系。派手な暖色系は持ち前のクールな印象を損ないます


パーソナルカラーがウィンター(冬)の人は、クールで成熟した雰囲気の持ち主。ぼんやりと濁ったナチュラルカラーを着ると野暮ったく見えます。スプリングのウォームベージュやゴールデンブラウン、オータムのコーヒーブラウンやキャメルに、レモンイエローやショッキングピンクのような派手な暖色系を合わせると、持ち前のクールな印象が損なわれます。ロイヤルパープルやロイヤルブルーのようなクールでキレのある寒色系色を組み合わせるのが正解です。
 
ウィンター(冬)の人は、パステルカラーも苦手です。パステルカラーと相性がよいのはモノトーン。インパクトの強い原色は安っぽい印象になってしまいがちです

ウィンター(冬)の人は、パステルカラーも苦手です。パステルカラーと相性がよいのはモノトーン。インパクトの強い原色は安っぽい印象になってしまいがちです


パーソナルカラーがウィンター(冬)の人は、甘いパステルカラーも苦手です。スプリングタイプのゴールデンイエローやピーチ、サマーのパステルピンクやパウダーブルーに、トゥルーレッド、トゥルーグリーンなど、ウィンターの中でも鮮やかな原色を合わせると、安っぽく見えてしまいます。ピュアホワイトやトゥルーグレーなどモノトーンを合わせて、甘さを抑えましょう。

ウィンター(冬)タイプ 女性編
ウィンター(冬)タイプ 男性編
 

好きではない色を受け入れるのに時間がかかる人も?

好きな色が似合う色ではなかったとしても、配色や着こなしを工夫して、自分流にアレンジしてみて

好きな色が似合う色ではなかったとしても、配色や着こなしを工夫して、自分流にアレンジしてみて

似合う色と好きな色が違っていると、誰もが戸惑いを感じるものです。しかし、その人の好きな色から次のような傾向が見られます。

スプリング(春)の色がお好きな人は、好奇心が旺盛でバランス感覚に優れています。似合う色が異なるカラータイプだったとしても、比較的柔軟に受け入れることができます。

オータム(秋)の色がお好きな人は、マイペースですが、他人の意見を取り入れながら、自分の世界を広げていきます。好きな色と似合う色を比較検討して、自分なりに納得感が得られると、徐々に似合う色を取り入れていきます。

ウィンター(冬)の色がお好きな人は、自分に似合うのは異なるカラータイプだと知ると、まずは拒絶反応を示すかもしれません。しかし、何かのきっかけで似合う色の効果を実感すると、積極的に取り入れるようになり、短期間でワードローブを刷新します。

サマー(夏)の色がお好きな人は、何事も慎重に取り組みます。そのため、異なるカラータイプの色が似合うと理解しても、受け入れるのに時間がかかるかもしれません。ゆっくり時間をかけて色と向き合いながら、少しずつ似合う色を取り入れていきます。

好きな色が似合うとは限りません。それは残念なことのようにも思えますが、好きな色と似合う色の違いを見つめ直すことも、色を見る目を養うきっかけになるでしょう。

似合わなくても、ぜひとも身に付けたい色があるときは、配色や着こなしを工夫して、自分流にアレンジしてみてください。

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