ダイエットの基本

ダイエットのモチベーションを維持する10の方法

ダイエットする上で一番大事であり難しいのが、モチベーションをアップして維持することです。方法はやる気が下がったと感じたときにちょっと音楽を聴いて運動してみたり、生活習慣を少し改善するだけ。モチベーション維持に役立つ10の方法を紹介していきます。

和田 清香

執筆者:和田 清香

ダイエット・ボディケアガイド

モチベーションとは? 維持したり、アップしたりできる?

ダイエットのモチベーションを上げる方法

少しの工夫と意識の変化でモチベーションは続く!


ダイエットをする上で一番難しいのは「モチベーションを維持すること」、そして「モチベーションをアップすること」です。

モチベーション(motivation)とは、辞書によれば、動機(づけ)、刺激、やる気を指します。誰しも、何か動機があってダイエットを始めたものの、途中でやる気を失ってしまいがちです。

モチベーションは、どんどん自然に湧き上がり、高いまま維持できるものではありません。自分の性格や生活習慣を理解して分析した上で工夫し、自身の意識の改革を試みることが大切です。

そこで今回は、ダイエットのモチベーションを維持するための10の方法を紹介しますので、心が折れそうになったら是非試してみてください。
 
<目次>
 

1.美しいセレブの画像を見たり名言集を読む

美しいセレブの写真を見えるところに貼ったり、スマホの待ち受けにする方法もありますが、視覚以上に言葉からのパワーも偉大です。セレブや著名人が残したダイエットのモチベーションになりうる名言を紹介します。
 
「マリリン・モンロー」
―肉体は隠すためじゃなく、見られるためにあるのよー

「オードリー・ヘップバーン」
―もし太りたくないなら、食べ物のない子供のことを考えなさい。そうすれば、太るほど食べられませんー

「テイラー・スウィフト」
―誰にでも身体のコンプレックスはある。どんなに完璧な人にでもコンプレックスがあることを意識すると、自分らしく生きられるようになる―

「ジェニファー・ロペス」
―気分が浮かない時には、できるだけジムに行くようにしているわ。エクササイズをして家に帰ってシャワーを浴びて、お洒落をしてヘアメイクをすると、元気になって自分に自信が持てるようになるのー

「ミランダ・カー」
―80%ヘルシーに、20%は甘やかすー

「エルザ・ホスク(ヴィクトリアシークレットモデル)」
―強くて健康的な人間になることで、私はキレイになれる気がするの。一生懸命トレーニングした後は、格別キレイになった気分になるわー

2.周りに宣言し食事やトレーニングの仲間を作る

仲間と一緒だと辛い運動も続けられる!?

仲間と一緒だと辛い運動も続けられる!?


なるべく多くの人に「ダイエットをはじめます!」と宣言することも良い方法です。宣言する人の数が多ければ多いほど撤回するのが難しくなるので、モチベーションを維持するためにより役立ちますし、周りの人が応援してくれているのならなおさら、がっかりさせないためにと頑張れるはずです。

また、一緒にジムに通う、ランニングする、食事管理をする等、ダイエット仲間を作ることも◎です。一人で黙々と行うよりも、仲間がいたほうがサボったり諦めてしまう確率も少ない傾向にありますし、頻繁にメッセージのやりとり等を行うと、辛い気持ちや失敗を共有できるため、それもまたダイエットのモチベーションをキープできます。
 

3.食事をする環境を変える

モチベーションが下がるのは、誘惑に負けそうになっている時が多いでしょう。いつも食べ物を置いている場所やラインナップを見直してみましょう。たとえば冷蔵庫、キッチン棚、オフィスの引き出し、鞄の中、車の中等、無意識に手が伸びる場所にヘルシーな食材を置いて、ヘルシーな環境に作り変えてみましょう。

・冷蔵庫の中なら、コンビニスイーツの代わりにヨーグルト。
・冷凍庫の中はアイスクリームの代わりに果物を凍らせておく。
・キッチン棚やオフィスの引き出し、カバンの中、車の中にはスナック菓子の代わりにナッツ類やドライフルーツ等を置く。
・カップラーメンの買い置きをやめ、ヘルシーな総菜を作り置きをする。

こうすることで誘惑を回避できる環境となります。健康的ではない食べ物ほど、手の届きやすい場所にあるもの。すぐに口に入れられない場所にあれば、間違った選択を予防できます。
 

4.スイーツは外で食べる

きちんと量をコントロールできるのであれば、ダイエット中にスイーツを食べてもOKなのですが、適量に抑えるのは至難の業です。であれば、家にはスイーツは置かず、食べる時は外に食べに行くと決めるのもオススメです。

例えば、アイスクリームやケーキが食べたくなったら、流行りのお店に友達と出掛けて1つをシェアすると良いでしょう。

「スイーツを食べるためには外出する必要がある……」となると、すぐには食べられないので、ひと呼吸置いて考える時間も作れますし、お店で食べれば、1人前の分量はある程度決まっているので、あらかじめコントロールすることができますね。
 

5.週に2回はご褒美を

一生ダメ!と思うとストレスが溜まります

一生ダメ!と思うとストレスが溜まります

「ラーメン、唐揚げ、ポテトチップス、チョコレート等々……、大好物を一発できれいさっぱり止める! 今後の人生で二度と目にしないようにする!」――こんなことは非現実的ですよね?

また、大好物は二度と食べられない&食べてはダメと言われた途端、「ますます食べたくなる!」なんて経験はありませんか?(ガイドの私はあります!)

それならば、ご褒美として1週間に2回だけなら良しとするのも、ダイエットのモチベーションを維持するのに役立ちます。その際、”控えめに“が重要にはなりますが、食べてもいいと分かっていれば、調子に乗ってドカ食いしたり食べ過ぎたりする可能性は低くなります。

ただし、大好物を食べてOKな週2回のご褒美以外はヘルシーな食生活を送ることがカギ。それを守りさえすれば、ダイエットの成果が薄れる心配もありません。
 

6.筋トレや食事のコントロールが出来なくても自分を責めない

毎日何分走る、腹筋を何回する、おやつは半分にする……等々、ダイエット成功のために目標を設定しても、どうしてもできない日&お休みしてしまう日もあるでしょう。

そんな時でも自分を責めないことが大切。誰にでも転ぶ日があることを理解し、成功する日ができるだけ続くようベストを尽くすことが何より重要です。

そのためにも、非現実的なゴールをいきなり設定するのではなく、現実的になり、体も心も少しずつ適応できるようにレベルを徐々に上げていくような小さなゴールを設定するのが良いでしょう。成し遂げた実感と、ダイエット効果を感じることを繰り返すことがモチベーション維持につながります。
 

7.運動の時は、好きな音楽を聴く

走る、歩く、エクササイズする……、いずれの場合であっても、無音の中で黙々と行うより、音楽を聴きながらのほうが長く続けやすく、時間が経つのも早く感じるものです。これは多くの方が実践することだと思いますが、モチベーションを上げるスイッチに音楽を活用しましょう。

なかなかやる気が出ない時、さぼりたいと思ってしまう時、ダラダラしてしまう時に、まず音楽だけでも流してみましょう。この音楽を聞いたら運動する、というのが身についてくれば、気分がノッてきて体を動かしたくなり、最終的には「もう1曲頑張ろうかな!」というように、運動そのものを楽しみながら実践することができるようになります。

人は、楽しいと思えば続けられるので、音楽をうまく使ってモチベーションキープに役立てましょう。
 

8.ウエアを買い替える&メイクをする

楽しく運動を続けるためには、自分のモチベーションを上げてくれるウエア選びも重要なカギとなります。内心どうせ続かないし、辞めるかもしれないし……という気持ちで出費を惜しんでいる方は、ぜひ試してみてください。ハードな運動を乗り切る&続けるために、まずは形から入りましょう。オシャレなウエアをファッション感覚で選べば、「明日はどのウエアにしようかな?」と飽きずに運動も続けられるでしょう。

また、ウエアに合わせたヘアメイクをしてみるのも気分が上がって、よりやる気が出るはず。「どうせ汗で崩れちゃうし……」なんて言わず、積極的にヘアメイクをアップデートするのは、モチベーションアップにオススメです。SNSなどにアップすることを動機づけにし、結果的に周りへの宣言につなげるのも良い方法です。
 

9.イケメン&美人トレーナーと一緒に

せっかく始めたランニングも筋トレも、一人ではなかなかモチベーションを保ちにくいのが事実。

そんな悩みは、素敵なトレーナーと一緒に乗り越えてみてはいかがでしょうか。爽やかな笑顔で応援&確実な指導をしてくれる、憧れのイケメンや美人トレーナーがいれば、怠けがちな気持ちをグッと後押ししてくれるかもしれません。

その他、ジムやスタジオ系エクササイズであってもインストラクターに会うことをお目当てにすれば、せっかく入会したものの数ヶ月で挫折……なんてことが避けられそうです。次会うまでに成果を出そうとやる気がアップしたり、自分に似合うお気に入りのウエアを探したり、楽しみも増えそうですね。
 

10.鏡を見る

ポジティブな言葉を自分に投げかけて!

ポジティブな言葉を自分に投げかけて!


コンプレックスを抱えていると、「自分の姿を鏡で見ても落ち込むだけ……」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、習慣として続けていくと自分で自分の体のイメージやシルエットをつかめるようになり、極端に低い自己評価も改善していきます。結果、やっても無駄だと思うことなく、自分のために健康的な食習慣や生活習慣を続けられるようになるものです。

ポイントは「なんでこんなに太いんだろう!」「もっとこうだったらいいのに……」というように卑下する気持ちで見るのはやめること。自分に対して、前向きな言葉をかけることです。

例えば、「二の腕が少しスッキリすれば腕が長く見えるね」「お腹がもうちょっと引き締まれば、女性らしいボディラインになるよね」といった感じです。その際、鏡を見ながら触れ、マッサージをするようにすれば、モチベーション維持と同時に、ボディメイクにも役立つでしょう。


以上、ダイエットのモチベーションを上げ、維持するためにおすすめのことを10項目挙げました。

ダイエットの目的は、美しい体作りであり、その真髄はライフスタイルづくりにあります。無理やり自身を制限することばかり強いるのでは、モチベーションが下がるのは当然です。モチベーションを無理やり上げなくても、今の自分にできること、習慣にできることを少しずつ足していくことがポイントです。ぜひこれからのダイエットに役立ててみてくださいね。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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