旅行にはどんな化粧品を持っていくのが正解?
旅行の際にどの化粧品を持って行くか悩まれる女性は多いのではないでしょうか。普段使用している化粧品を小さな容器に移し替えて持って行く方、荷物を少なくするため試供品を持って行く方など様々ですが、実際どれが一番賢い方法なのでしょうか。ここでは国際線キャビンアテンダント時代の経験を踏まえ、筆者が旅先に持参するアイテムの選び方をご紹介いたします。
クレンジング化粧水
旅先でのスキンケアのポイントは?
また、海外旅行では肌に水が合わず肌荒れを起こしてしまうケースも少なくありません。特にヨーロッパの硬水は日本人には合わないことが多いようです。そのような時にも水を使わずメイクを落とせるクレンジング化粧水があると安心です。
シャンプー、コンディショナー、ドライシャンプー
どこのホテルにもシャンプー、コンディショナー、ボディーソープは用意されていることがほとんどですが、それでもシャンプーとコンディショナーは普段お使いのものを持参することをおすすめします。特に海外旅行の場合は、外国人と日本人では髪質も違うため、ホテルで用意されていたシャンプーが髪にあわずキシキシしてしまうというケースも良くあるからです。
また、先述の通り海外の硬水の影響でシャンプーの泡立ちが悪くなったり、髪がパサついたりということも良くありました。そのような時にあると便利なのが水なしでシャンプーができるドライシャンプー。
髪がサラサラになりスタイリング効果も期待できると、海外セレブたちが愛用しているということでも話題のアイテム。時短にも繋がるので、持っていて損はないアイテムです。
スプレータイプ、フォームタイプ、パウダータイプなど様々な種類が出ているので、自宅にいる時に一度自分に合うものを試してみると良いでしょう。
普段使用しているスキンケアアイテムは、そのまま持参
CAが実践する化粧品セレクトとは?
日々世界中をフライトしているキャビンアテンダントも、意外に思われるかもしれませんが、普段使用している化粧品をそのままフライト先でも使用しているというケースが多いのです。CAにとってフライトは日常的なものであるため、その都度小さな容器に移し替えるのは面倒ですし、急なスケジュール変更で滞在が長引き、移し替えてきた分が足りなくなってしまっては困るからです。
もちろん、1泊のフライトなどで荷物をどうしても少なくまとめたいときなどには小さな容器に移し替えていくこともありますが、化粧水と美容液、クリームくらいなら荷物の量が許せば移し替えずにそのままのサイズの物うぃ持っていってしまうことをおすすめします。
試供品を使う際の注意点
荷物削減のために試供品を持参される方も多いかと思いますが、この場合はいくつか注意したいポイントが。まずはその試供品がこれまでに使用したことがある商品かどうか。初めて使用する化粧品の場合、万が一旅先で肌トラブルが起こってしまったら大変です。自宅で使ってみてからにしましょう。
また、試供品は通常容器の化粧品に比べ簡易包装なので劣化しやすい傾向にあります。もらってから時間が経ってしまっているものは避けた方が無難でしょう。
さらに、1回分の試供品でも普段自分が使用している量と比べ少なかった、下地やファンデーションでは思った色と違ったなど、失敗するケースもよくあります。
もちろん上手に使えば荷物削減に大いに役立つ試供品ですが、旅といえば試供品と、家にある試供品を何気なく荷物に入れてしまっている方は一度見直してみることをおすすめします。
スペシャルケアアイテムは、本当に使うか吟味して!
旅先ではせっかくだからゆっくりケアをしようと、シートマスクやマッサージアイテムを持って行く方もいらっしゃるかと思います。しかし、「持っていったものの結局使わなかった」ということもよくあるケース。旅の目的にもよりますが、旅行中は何だかんだ忙しくなるのでスペシャルケアアイテムは最初から持っていかないのも賢い選択。
それならば、現地でオリジナルのスパやマッサージを受けたり、アクティビティに参加した方が美に活が入りおすすめです。
旅行帰りに「結局使わなかったな」というアイテムがあれば、次回に活かせるようそれをメモしておくと良いでしょう。
旅のお供の常連アイテムが決まれば、旅の荷造りがグンと楽になるはずですよ!