ダイエットが成功しない理由を知り、修正しよう
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ダイエットを成功に導くためには
自分では気付いていない習慣や行動が、ダイエット効率を悪くしているかもしれません。そこで今回は、ダイエット成功を遠ざける、ありがちな間違い7つを紹介します。
何が間違いなのかを把握し、軌道修正をして正しいダイエットに取り組みましょう!
<目次>
1. 間違った朝食を摂っている
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朝食に菓子パン&コーヒーの組み合わせはNGです
以上のような朝食だと、血糖値が急上昇して急激に下がるためため、すぐに空腹に襲われたり、インスリンの分泌が活発になることで脂肪を溜め込みやすくなったりします。
The American Journal of Clinical Nutritiに報告されている2013年の研究によると、たんぱく質を豊富に含んだ朝食は、その後の食欲を抑えてお腹がすきにくくなるといった効果が期待できるとしています。
朝食の献立では、洋・和食共に卵を使った料理なら取り入れやすいと思いますし、和食の場合であれば納豆や豆腐も◎です。
もし、朝食を摂る習慣がないという人であれば、ギリシャヨーグルトや豆乳、カッテージチーズなどを摂り入れるようにすると、手軽にたんぱく質をチャージできます。
2.有酸素運動さえすれば脂肪が燃焼すると信じている
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有酸素運動だけではもったいないかも!
もちろん、有酸素運動は脂肪燃焼に効果的ですが、筋肉量を維持・増量する筋トレを実践する習慣を持てば、1日に燃焼するカロリーが増えるため、長い目でみて痩せやすい体質となります。
さらに、筋肉が程良くつくことで体のラインも美しくなるほか、肌にハリが出るため、二の腕やひざのたるみ、バストやヒップの下垂予防にもなり、若見え効果も期待できます。
*筋トレに効果的な方法
・「忙しい人ほどうまくいく!FAT5ダイエット」
・「代謝アップ壁トレで痩せ燃え体質に」
・「ステップアップストレッチで代謝アップ&腹筋を割る」
・「首を傷めない!バスタオルを使う腹筋美女エクササイズ」
3.ダイエット&美容に良いからと好きではないものを食べている
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美味しくない……では続きません
心身共に健康的な食生活を送ることがダイエット&美容にとって最も重要なので、好きではないものを食べることで毎日が憂鬱になってしまっては本末転倒。例えばココナッツオイルが苦手なのであれば、ココナッツの風味がしないMCTオイルを試してみたり、苦手な野菜があれば調味料・スパイスなどで味にアクセントをつけてみるなど、自分なりに色々試してみるのがコツです。
4.体重計に1日何度も乗ることが習慣になっている
Nutrition Journalに掲載された研究内容によると、ストレスをコントロールする技術を学んだうえでダイエットをしている人は、そうでない人よりも体重をより多く落とせることが分かりました。理由は、ストレスによる不安、また、ストレスを食べることで紛らわすといったことを避ける方法を学ぶことができるからです。ダイエットをすると、どうしても短期間で体重を落とそうと思い、1日に何度も体重計に乗っては一喜一憂する人も多いものですが、それがストレスとなり、ダイエット成功を妨げてしまう恐れがあります。
体重は計る時間帯や、また、女性であれば体内にどれくらい水分を溜め込んでいるかによって大きく変わるものです。長期的に体重を減らしていく際は、全体的になだらかな右肩下がりでありながらも、時として体重が増えたり、停滞したり、という期間が発生するものです。つまり、努力の結果がすぐに体重計に反映されなくても気にせず、ストレスを溜めないという気持ちが何よりも大切です。
5.微調整プランを持っていない
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すぐに起動修正できるプランを考えよう!
そして、以上のようなアクシデントに対応できるプランをあらかじめ用意しておくことも、ダイエットを順調に進めていくためには必要なことです。例えば、「食べ過ぎてしまった場合は2~3日以内に調整する」「食べ過ぎたら、そこから16時間前後は食事をしない」「食べ過ぎた食材は数日間は控える」「運動の代わりに入浴で汗を流す」などというような微調整プランだと、無理なく立て直すことができるのでオススメです。
NGなのは、たった1回計画通りにいかなかったからといって投げやりになって諦めてしまうこと! また、翌日からある食品群を丸ごと抜いてしまう、大幅にカロリーを落とすなども、より代謝を悪くし、ダイエットの悪循環に陥ってしまうので気をつけましょう。
6.特定の食事法が良いと思っている
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偏った食材ばかり!は危険です
特に、美意識の高い方々に人気のサラダ中心、ジュースクレンズ生活などでは、たんぱく質や鉄分、カルシウムを取ることができず、冷えや疲れ、貧血を招く恐れもあり、さらには生理痛が重くなったり、肌の潤いがなくなるなど、美容面でもマイナスになりかねません。
一見ヘルシーな食事は、カロリー面や栄養面が不足していることが多いため、胃腸を休める意味で時々トライする程度にしておくほうがよいでしょう。
7.作り置きが一切ない
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野菜や果物をカットしておくだけでも役立ちます
そうならないためには、ヘルシーな食事を事前に作っておき、健康的な選択をできるようにすることがポイントです。
時間に余裕のある日や週末などに、野菜を茹でてカット、生で食べられる葉野菜などは洗ってカットし保存、ローストナッツは瓶詰保存、出汁を多めに作り冷蔵保存etc……をしておけば、適度な空腹状態で食べ物にありつけたり、すぐに調理に取り掛かることができたりするので、頭で考えずに勢いで食べてしまうといった心配もなくなるはずです。
以上7つは、今日からでも改めることができるので、思い当たる方はすぐにでも軌道修正していきましょう。
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