車の防犯を見直そう!被害に遭わない方法とは
自分の車は大丈夫だろうと安心していませんか?ある日突然、盗難やいたずらに遭ったという事にならないようにしっかりと対策をしておくのがベストです。狙われにくい車にするための、すぐに実践できる防犯対策をご紹介します!
<目次>
盗難被害に遭いやすい車とは?
盗難被害に遭いやすい車種というのがあります。結果は以下の通りです。1位 プリウス
2位 ハイエース
3位 ランドクルーザー
4位 アクア
「自動車盗難事故実態調査」www.sonpo.or.jp/news/release/2017/1703_03.html参照
この上位4車種に関しては、2014年から順位は変わることなく狙われやすい車なので特に注意が必要です。私は3位にランクインしている「ランドクルーザー」に乗っていますが、実際に盗難被害に遭いそうになったことがあります。たまたま現場に遭遇したので、直ぐに警察に通報し被害を免れました。もし通報が遅れていたら……そう思うとゾッとしました。
また、被害に遭いやすい場所というのもあります。最も盗難被害が多いのが、契約駐車場です。自宅から離れた場所にあるので、持ち主が気付きにくいという点や、大きな駐車場だとスペースも確保できるので車を運び出しやすいという理由があげられます。次に多いのが、自宅前の駐車場です。留守中や人目につきにくい場所に保管してあると狙われやすくなります。一方で、車庫に入っている車は盗難されるケースが少ないです。
以上の結果から分かるように、運び出すのに時間がかかり、人の行き来が少なく目に付きにくい場所においてある車は、しっかり対策をしましょう。
直ぐに実践できる車の防犯とは?
盗難が起こるシュチュエーションのほとんどは、駐車時によるものです。出来れば、シャッター付きの車庫や、管理人が常に在住している立体駐車場などをオススメしますが現実を考えるとなかなか難しいという方も多いと思います。まずは、お金をかけずにできる方法をご紹介します。■車の止め方を工夫する(タイヤの向き)
私が車を盗難されそうになった時に、1つの対策として勧められました。写真のようにタイヤを左右どちらかに傾けることで、持ち出しに少しでも時間が掛かるように駐車します。■明るく、人通りの多い場所に駐車する
広い駐車場だと、街灯の光が当たる所や、道路に面していて人通りの多い所に停めましょう。■車内の見える場所に貴重品を置かない
財布などの貴重品を見えるところに置いてしまうと、車上荒らしにも合いやすくなる原因に繋がります。気をつけましょう。ディーラーおすすめの防犯方法!防犯ブザーやGPSなど
私が、愛車を盗難されそうになった際にディーラーで勧められた防犯方法です。また、上記で紹介した「盗難されやすい車」に乗っている人は、盗難された時の事を考えて対策も行いましょう。 セキュリティアラームとは、車に鍵をかけた状態で車体が強く揺れたり、ドアを無理に開けようとしたりすると、大音量でクラクションが鳴りハザードが点滅する機能です。大きな音が鳴れば周囲の人に見られる可能性があるのでリスクに繋がります。メーカーによって、セキュリティアラームの鳴る条件や時間が違うので確認しましょう。
■GPS発信機
万が一、車が盗難に遭ってしまっても携帯やパソコンで場所を追跡することが出来ます。盗難に遭ってしまっても対応できるようにしておくというのは重要です。■保険に入っておく
おそらく車を運転する上で、保険に入っていないという方は少ないと思います。ただ、加入している保険が、盗難された場合に使えるかどうかというのを確認はしておくのが良いでしょう。車両盗難に対応していないケースもあります。犯罪被害に対応した車の防犯グッズ、おすすめ4選
ここからは、車にいたずらされそうになったり、盗難にあいそうになった際に、犯人に躊躇させたり犯罪を困難にさせるおすすめグッズを紹介します。■ハンドルロック。盗難防止に便利
ハンドルに取り付け、固定する防犯グッズです。取り外しは鍵が無いとロック解除出来ない仕組みになっています。ドアが開けられ、エンジンをかけられたとしても、ハンドル操作が出来ないと運び出すのが難しくなります。■タイヤロック。車両盗難のほか、ホイール盗難にも効果的
タイヤをしっかりロックすることで、タイヤの動きをしっかり止めます。1本だけでも効果はありますが4本すべてに装着すれば、安全性が高まります。車両盗難だけではなく、ホイールの盗難防止にも役立ちます。■ブレーキペダルロック。これも盗難防止に効果的
ブレーキペダル部分に取り付け、ブレーキ操作が出来ないように固定します。鍵がないとロック解除出来ない仕組みになっています。■ダミーアラーム。セキュリティアラームがコスト的に高い場合はダミーでも盗難率が下がります
上記で説明したセキュリティアラームを搭載すると、写真のように小さな機械が設置され、赤く点滅します。これは「この車はセキュリティアラームを搭載している」という印にもなります。コストの関係などで、セキュリティアラームが搭載できない場合はダミーとしてこういった防犯グッズを付けるだけでも盗難率は下がります。効果的な方法として、監視録画中というシールを張るというのも得策です。車の防犯は大切。対策を怠らないで
私が盗難被害に遭いそうになったのは、ランドクルーザーを納品した翌日でした。購入時に盗難防止対策を勧められましたが、その時「私は大丈夫です。」と断りました。運よく盗難を避けられたのは、偶然在宅していたというのもありますが、愛犬の活躍が大きかったです。いつもとは違う様子で吠え続けるので何かおかしいと感じ、車を見ると外国の方がトヨタの作業着を着てドアを開けようとしていました。危険なので、声はかけずに直ぐに警察に通報しました。愛犬が、ある意味「セキュリティーアラーム」の役割を果たしてくれたのです。しつけは出来ておりませんが、このときばかりはおもいっきり褒めてあげました。 愛車を守れるのは自分だけです。万が一の盗難に備えて、しっかり対策をするのをオススメします!【関連記事】