2019年分、つまり2020年に行う医療費控除の申告は、医療費の領収書提出が不要

2017年分から医療費控除の提出書類が変更になっており、2020年1月に申告する分も、同様です。医療費のレシートを提出する必要がなくなっています。またスマホで申告できる範囲が広がるなどの変更点もありますので注意しておきましょう。

●目次  
医療費控除を確定申告する際の注意

医療費控除を確定申告する際の注意



【関連記事をチェック!】
医療費控除の書類が大幅に変更、提出物は?
 

2020年の医療費控除の確定申告に必要な書類一覧

・勤務先で配られた源泉徴収票(2019年4月1日から確定申告書に添付して提出する必要はありません)
・医療費の領収書やレシート(合計額の計算のため。提出はしない)
・医療費通知(健康保険組合等から送られた「医療費のお知らせ」等があれば転記することで簡単に明細書が書けます)
・交通費の領収書(タクシー代など。提出の必要なし)
・医療費控除の明細書
・確定申告書A様式
・マイナンバーの本人確認書類の添付台紙


【関連記事をチェック!】
医療費控除を申請したい!用紙はどこで入手する?
確定申告のときに税務署に持参する持ち物チェックリスト

【関連動画】源泉徴収票のもらい方がそもそもわからない、という方はこの動画をご覧ください


 

「医療費控除に関する明細書」への記入でOK

2017年分の医療費控除(2018年1月から申告)から領収書の提出が不要になりました。また、医療費控除を申告する際の書類も変更になっています。「医療費控除に関する明細書」に、各医療機関の合計金額を書くだけでOKになります。交通費についても同様で、レシートの提出は必要ありません。なお、レシートは自宅で5年間保管する必要があります。

領収書の再発行をしてもらえない病院の医療費控除は?

 
医療費控除に関する明細書の書き方

医療費控除に関する明細書の書き方

 

健康保険組合などから送られてきた「医療費通知」があれば総額の記入だけでOK

医療費控除の明細の記入ですが、面倒であれば、健康保険組合や協会けんぽなどから送られてきた「医療費通知」を添付することにより総額の記入だけでOKです。「医療費通知」は2月ごろに送られてくるところが多いですが、半年に一回など送ってくる健康保険もあるので届いているか注意しておきましょう。

「医療費のお知らせ」が届かない場合どこに請求したらいい?
 

スマホでできる確定申告の対象範囲が広がる

令和元年分の所得税の確定申告書作成コーナーは、2か所以上の給与所得がある人や年金収入、副業等の雑所得がある人など、スマホ専用画面を利用できる範囲が広がります。
 
スマホで確定申告できる対象範囲が広がっています

スマホで確定申告できる対象範囲が広がっています

 

医療費控除は1月から確定申告できる

医療費控除は税金を払いすぎた場合の「還付申告」であれば、1月から確定申告できます。つまり2019年分は、2020年の1月1日から5年間受け付けてもらえます。
 
確定申告期間2月16日~3月15日(通常)の混雑を避けたいのであれば1月中に税務署に提出するようにしましょう。(2020年は2月17日~3月16日まで)

医療費控除の確定申告はいつから?1月からできる

【関連記事をチェック!】
医療費控除の還付金は、いくら?計算方法はコレ
お金が戻る!確定申告マニュアル
確定申告の時期、2020年はいつからいつまで?
確定申告のときに税務署に持参する持ち物チェックリスト
年収300万円・500万円・1000万円の所得税・住民税はいくら
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。