<目次>
今回はこんな質問が届きました
「お尻や太ももについたセルライト、自宅でケアするにはどうしたらいい?」
セルライトを自宅でケアする方法は?
Q. 毎日、お風呂あがりにストレッチ、マッサージをしていますが、どうしてもヒップのセルライトが消えません。むしろ増えていて、マッサージするたびに悲しくなります。エステに通うほどお金はないです。おすすめの機械やマッサージ方法があれば知りたいです。(30代・契約社員)
A セルライトの原因は脂肪の塊。食事や運動で脂肪を減らしつつ、テニスボールでお尻をコロコロマッサージしてみは?
偉いです!ストレッチして、マッサージしているんだもん。でも、消えないどころか、むしろ増えている!? なぜだろう……?セルライトは、その見た目がオレンジの皮に似ていることから『オレンジピールスキン』と呼ばれてもいます。医学的にセルライトというものはなく、要は、肥大化した脂肪細胞が変化して、皮ふの表面を押し上げてしまい、凸凹となって現れた状態。一説によると、女性の8割以上にセルライトがあるのだとか。ふむふむ。
想像するに、太って脂肪がついたところに、デスクワークで椅子に座りっぱなし、あるいは、冷えて代謝が悪くなって、リンパの流れも滞り、いつの間にかセルライトができてしまった、という感じでしょうか? エステ業界では、よくセルライトを「つぶす」とか表現しますが、つぶすというより、脂肪の塊をほぐして、一時的に凸凹を目立たなくする、というのが近いですね。なるべく増やさないためには、バランスの良い食事、運動を心掛けたり、ストレッチ、マッサージで血流をよくして、代謝をスムーズにすること……とよく言われますが、これができるなら苦労しない!ですよね(苦笑)。
テニスボールでセルフマッサージ!
いろいろ対策はあると思いますが、私はテニスボールを使ったセルフマッサージをおすすめします。テニスボールは表面がふわっとしてて、硬すぎず柔らかすぎず、ほどよい肌当たりと弾力でマッサージにピッタリなんです。私はボールを使って、足の裏でコロコロして足の疲れを取ってます。相談者さんならセルライトが気になるところにテニスボールを当て、ゴロゴロしたらいいのでは? 床に座ってお尻の下にテニスボールを入れ込み、自分の重さを利用して刺激するってわけ。気持ちいいし、お肌を傷める心配も少なく安心です。それと、マッサージの先生いわく、マッサージするときは、リンパの道筋を作っておくのがいいと。例えば、上半身では鎖骨あたりのツボを刺激してから、顔や頭のマッサージすると効果が長続きするんです。相談者さんの場合は、足の付け根のリンパのツボを先に刺激してマッサージするといい、ということですね。簡単なひと手間だけど、ほんと違いますよ。また、スリミングや引き締め効果のあるボディローションも合わせて使うといいでしょう。あとね、冷え対策! 私は、おへその下の“丹田”ということに小さいカイロを貼ってます。
一度できてしまうとなくならないと言われるセルライト。どうしても気になるなら、専門家や医療機関に相談するのがいいと思うけど、まずはコロコロマッサージやボディーローションでのセルフケア、やってみて下さい。
山本さんのおすすめアイテム
セルライトがつきやすいヒップや太もも裏を楽に効率よくマッサージセルライトがつきやすいヒップや太もも裏は手が届きづらく、力が入りにくい場所。いろいろな形の面を使い分けることでエステに負けないマッサージが自分でもできるロングセラー美容器具。「私もセルフケアで使っていて、これもおススメ」(山本さん) リニューアルしてさらに効率よくスムーズにセルフマッサージが可能に! マルチ マス/クラランス
山本浩未さん プロフィール
さまざまなメディアで大人気のヘア&メイクアップアーティスト。取り入れやすいメイクテクが、幅広い年代の女性に支持される秘密。
【関連記事】