今回はこんな質問が届きました
「頬の赤みが気になって、チークが思うように楽しめません……」
Q 頬の赤みが気になります。色が生えないのでチークはあきらめています。敏感になっているのか、乾燥しているときにクリームを塗るとヒリヒリすることもあります。メイクで隠す方法と、スキンケアで根本的に解決する方法両方知りたいです。(20代・会社員)
頬の赤みをチークに生かすのも一案!
頬の赤みを隠すにはどうしたらいい?
赤みがない澄んだ肌に憧れるとか、チークを楽しみたいなっていうときは、確かに元々の赤みが邪魔をしますね。しかも、都合のよいところだけにある、ってわけじゃないだろうしね。そんなときはコントロールカラーでカバーするのといいですよ。赤みに効くのは淡いグリーンやブルー。
コントロールカラーのブルーとグリーン、お好みで使い分けて
部分的に使う“しっかり”効くタイプと、全顔に使える“ほどよく”効くのがあります。赤みもカバーしつつ、肌を冴えさせてくれるブルーは20代など若い方にはおすすめ。透明感が出るんです。グリーンは肌になじみやすく年齢問わず赤みをカバーしてくれるので、ご自身の状態、お好みで選んでみてください。メイクでカバーするとき、ファンデーションを塗る前、日焼け止めや化粧下地をつけた後、赤みが気になる部分、頬のあたりにブルーのコントロールカラーをつけましょう。硬いタイプのものでも、下地のようなゆるめのものでもOK。硬めのものほど動きづらくカバー力は強くなり、乳液。
タイプのゆるいものほど、なじみやすく自然なカバー力になります。ちなみに、赤みは完全に消えなくていいです。少しつけて様子を見て、少しつけてと少量づつ重ねていって。ほのかに赤みが残りつつでOK。このあと、ファンデーションをいつも通りにつければ、チークも楽しめつつ、自然な血色感も残る仕上がりになるはず。
メイク後にファンデーションの重ねづけでもOK
コントロールカラーがないときは、普段のメイクをして、その上から赤みが気になるところに、トントンともう一度ファンデーションを薄く重ねづけ。重ねづけしても、赤みが気になる頬のあたりは表情による肌の動きがあまりない“面”な部分なので比較的、厚塗りになってしまってもそんなに悪目立ちはしないから大丈夫。ただし、重ねづけした“端”をちゃんとぼかすこと! 厚塗りに見せないコツです。頬の赤みを根本的に治すには専門医療機関に行くのがおすすめ
そして、頬の赤みを根本的に治すには、スキンケアではなく皮膚科医など専門医療機関で診てもらうことをおすすめします。原因がわかれば、対処法、お手入れのやり方も違ってきますから。病院に行くほどでもないけれど、少し赤みが気になる程度という人は、皮ふが薄くデリケートって方が多いよう。皮ふが薄いと、毛細血管が透き通って見えてしまうんです。乾燥してヒリヒリする場合は、角層が乱れていたり、炎症を起こしてしたり、肌が敏感に傾いている状態ですね。赤みや傷みがあるときは肌をなるべく刺激しないで、保湿のみがいいようです。私は、そんなときはシンプルなクリームだけでケアしてます。状態が安定してきたら、以前、おすすめしたビタミンCのスキンケアも効果的です。
山本浩未さんのおすすめ商品
クリアなフィルター肌に重ねるような繊細な仕上がりで肌色をコントロール
いかにも隠した感じが一切せず、透明感を引きだしながら肌色を均一にしてくれる。繊細なパールで毛穴や小じわまで自然にカバー。シアバターや植物オイルが角質層に潤いを与えながら柔らかな肌へ整える。アンジェリックコンプレクションプライマー 04/THREE
顔の赤みを補整し、透明感を与え自然な感じでカバー。お手頃価格で優秀!
光散乱パウダーとソフトグリーンカラーで顔の気になる赤みをコントロール。下地の上から重ねても少量で伸びがよくサラっとなめらか処方。保湿成分配合でメイクのノリもUPする。セザンヌ 赤み補正コンシーラー/セザンヌ化粧品
山本浩未さん プロフィール
さまざまなメディアで大人気のヘア&メイクアップアーティスト。取り入れやすいメイクテクが、幅広い年代の女性に支持される秘密。
【関連記事】