楽しみが詰まったビュッフェ式、スウェーデン料理
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スウェーデン風のミートボール、ショットブッラール Photographer:Pal Allan (C) Swedish Institute(www.imagebank.sweden.se) |
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ユニークな料理名のポテトグラタン、ヤンソン氏の誘惑 Photographer:Pal Allan (C) Swedish Institute(www.imagebank.sweden.se) |
スカンジナビアで広く見られるビュッフェスタイルの料理、いわゆるバイキングはスウェーデンが本場。現地では「スモーガスボード」という名で親しまれ、その歴史は1700年代にまでさかのぼります。もちろん好きな品を自由に食べてOKですが、基本的な順序としてはニシンの酢漬けなど冷たい魚料理からスタートし、ハムやレバーペーストなどの冷たい肉料理やサラダを経て、温かい魚や肉料理へ。最後はチーズやデザートで締めくくります。
人気のメニューはスウェーデン風のミートボール「ショットブッラール」、ジャガイモとアンチョビを交互に重ねた焼いたポテトグラタン「ヤンソン氏の誘惑」、ジャガイモとハムを炒めた「ピッティ・パンナ」など。食事には「クネッケ」と呼ばれる平たいライ麦のパンを合わせます。
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スウェーデンやフィンランドの夏の風物詩、ザリガニ |
旬の味覚としてはザリガニが有名で、8月に解禁を迎えると市場には一斉にザリガニが並びます。地元の人々は塩ゆでにした山盛りのザリガニを囲んでパーティを開催。レストランにも期間限定のメニューとしてザリガニを使った料理が登場するので、旅行者でも気軽に味わえますよ。