シーフード三昧、ノルウェー料理
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上品な薫香と適度な脂が食欲を誘うノルウェーサーモンのスモーク |
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スカンジナビアのキャビアあれこれ |
有名なノルウェーサーモンをはじめ、新鮮なシーフードに恵まれたノルウェー。タラ、ニシン、甘エビ、イワシなど様々な魚が食べられており、地元の魚市場などを見て周るのも楽しいもの。ミンク鯨や海ナマズなど珍しい食材に出会えることもあります。
ちなみに市場で目につくのが瓶詰の「キャビア」。500円前後と格安で思わず手が伸びそうになりますが、実はこのキャビアはチョウザメの卵ではありません。というのもノルウェーを含むスカンジナビアの国々では、魚の卵ならなんでもキャビアと呼ぶんです。ノルウェーで売られているキャビアはランプフィッシュやサーモン、タラなどの卵。残念ながらキャビアがお買い得というわけではありません。でも、スカンジナビア版キャビアもかなりいい味を出していますよ。
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ヤギのチーズ。ラズベリーのジャムとパンにのせると美味 |
肉料理もポピュラーで、地方ではヘラジカやラムも食卓にのぼり、北極圏ではトナカイ料理も食べられています。また、ロフォーテン諸島はタラの産地として知られ、冬から秋にはタラが干されている光景を島のあちこちで目にします。タラのすり身を揚げた「フィスケカーケ」は日本の“はんぺん”にも似た家庭料理。ほかに甘味のあるヤギのチーズもノルウェー名産です。