アマゾンではピラニアも! ブラジル料理
ユニークな食材がそろうサンパウロの市場 写真提供:メルコスール観光局(C) K. KANEKIYO |
また、植民地時代に農業主が残した豚の耳などの肉を黒豆と一緒に煮て食べたのが起源といわれる「フェイジョアーダ」もブラジルを代表する伝統料理。基本的に水・土曜日に食べるものとされていて、レストランでも一部の専門店をのぞき、この日しか出さないところがほとんどです。
地方の料理も味わい深く、北東のバイア州にはエビを使った料理もたくさん。揚げたパンにエビなどの具を挟む「アカラジェ」やココナッツミルクなどと煮込んだカレー風の「ヴァタパ」がその一例。アマゾン流域では、アマゾン川で獲れる魚料理も名物。川魚といっても臭みは少なく、新鮮なものは刺身でも食べられるほど。ピラニアのフライなどユニークな味にも出会えます。
日本食が恋しくなったら、真っ赤な鳥居が出迎えるサンパウロのリベルダーデ地区へ。ブラジルは150万人もの日系人が暮らす国。ここは特に日系人が多く、日本食レストランも充実。最近では中華料理店も増えてきました。地球の裏側で味わう日本食はまた格別なものがあるでしょう。