多彩なサルサが味の決め手、メキシコ料理
|
トルティーヤにチーズを挟んだ「ケサディージャ」。かぼちゃの花やハーブが混ざったトルティーヤもある |
|
食卓を飾るサルサ。もちろんサルサの量は好みによって調節可能、グアカモレ(アボガドのサルサ)など辛くないサルサもあるのでご安心を |
日本でもポピュラーなメキシコ料理は、2,000年以上の歴史を誇り、マヤの先住民とスペイン人の食文化がミックスして生まれたもの。メキシコ料理に辛いイメージを持つ人が多いように、チレ(唐辛子)は料理に欠かせません。ユカタン半島原産のハバネロ(アバネロ)をはじめ、様々なチレを使ったサルサ(ソース)が料理に付いてきます。メキシコの人たちの辛いもの好きは相当なもので、なかには甘いお菓子にチレの粉を振り掛ける人もいるほど!
主食はトウモロコシで、マサと呼ばれるトウモロコシの粉を水で練って焼いた薄い皮、「トルティーヤ」におかずを挟んだり、サルサを付けて食べます。トルティーヤに具を挟むのが「タコス」、さらにその上にソースをかけて焼いたのが「エンチラーダ」。ほかにミートパイのような「エンパナーダス」も有名です。
|
マリアッチの演奏を楽しめるレストラン |
もともとメキシコは一日5食も食べるお国柄、しかもランチがメインなので夜は軽めに済ませる人も多いのですが、カンクンなど観光地のレストランは夜も賑やかです。マリアッチと呼ばれる楽団の演奏やメキシカンハットをかぶっての記念撮影などプラスアルファの楽しみもありますよ。