華やかウェーブが作れる!ベビリス「ミラカールLite」
2013年11月に日本に上陸した、フランス・パリ発のオートカールヘアアイロン「ベビリス ミラカール」。髪を挟んで閉じるだけで、髪をシュルシュル~っと巻き込んでカールをつけるという斬新な機能で話題になったのを記憶している人も多いのではないでしょうか。従来品の「ミラカール スチーム」は、温度設定や巻き方、巻き時間が3パターンから選べるなど多機能でしたが、価格が実勢価格1万8,000円前後とお高めなのがネックでした。
しかし2017年3月に登場した「ミラカールLite」は、実勢価格1万円前後。「ミラカール スチーム」からスチームを省いたほか、温度設定を2段階、巻き方を1パターンにするなど機能をシンプルにすることで価格を抑えたそうです。
ミラカールLiteを実際に使ってみました!
ではこちらも、実際に私の髪で試してみます。カールの強さは、一度に挟む髪の量や温度、キープ時間によって変わってきますが、今回はふんわり仕上げたいので、毛束を多めに取り、温度は210℃、巻き時間は8秒に設定しました。こちらが使用前。軽くうねっていますがパーマはかかっていません
毛束を取り、先端の黒い丸部分に少量の髪を挟み、コテを閉じます。すると、中央の黒い部分(ナノチタニウム・オートカール・チャンバー)がウィーンと回転し、挟んだ髪をあっという間に毛先まで巻き込んでいきます。
挟むだけで自動で髪が巻き取られ、8秒後にはこのとおり
そのまま8秒待つと合図音が鳴って完成。しっかりカールがつきました。
ほぐしてみると……華やかになりました
ミラカールLiteで上手なヘアカールを作るポイント
こちらはラクコテに比べ、かなりしっかりカールがつくため、華やかに仕上がります。動きとしては、ラクコテは本体が回って髪を巻きつけていくのに対し、こちらは内側のリールのようなものに巻き取っていくイメージ。一度に挟める毛束の量が少ないので、全体をカールさせるにはそこそこ時間がかかりますが、ラクコテ同様手首を回さず、カールも均等につけられます。ちなみに巻き方は、従来品は右巻き、左巻き、ミックスの3パターンでしたが、こちらはミックスのみ。
一方、慣れるまで難しく感じたのは、やはり毛束を上手に挟むことでした。こちらもすき間に毛束を挟むわけですが、多すぎるとエラーになってしまいます。また重心が上のほうにあるので、後頭部などで腕をあげて使うときなどは、結構重く感じました。
またラクコテはヘアアイロンとほぼ同じ形ですが、ミラカールは形状も仕組みも違います。細かくしっかり巻ける分、仕上がりもラクコテに比べて華やか。温度や巻き時間を変えると、ゆるふわからくっきりウェーブまで、様々なスタイルが楽しめますので、日常使いはもちろん、いつもより華やかさを出したいときにも活躍してくれそうです。