育ちが良さそうに見える人の共通点とは?
育ちが良さそうなオーラは所作次第!
実はその大きな理由は仕草や振る舞いなどの所作にあります。「育ちが良さそう」ということは、好感度や信頼感にも結び付く重要な要素。本記事では、上品で育ちが良さそうに見える仕草のポイントを、キャビンアテンダント時代の体験談も交えながらご紹介していきます。
<目次>
育ちが良さそうに見える共通点1:姿勢が良い
先日テレビでとある女優さんが、「小さい頃から姿勢だけは良くしなさいと言われていた」という話をしていました。その女優さんはまさに育ちが良さそうな代表格のような方だったので、「やっぱり!」と強く納得したのを覚えています。背筋がピンとのび、清らかに立っている姿からは凛とした品格が感じられます。良い姿勢は作るのは簡単でも、ずっとキープするのが難しいもの。ある日突然できるようになるものではないので、日々の心がけや積み重ねが重要です。
育ちが良さそうに見える共通点2:動作がゆったりしている
育ちが良さそうに見える人にバタバタ慌ただしくしている人はまずいません。ひとつひとつの行動を丁寧に、ゆったりと行っているはずです。そのような振る舞いからは余裕が感じられるもの。キャビンアテンダント時代、圧倒的なお嬢様オーラを放っている先輩がいたのですが、どんな時もはんなりと歩いていたのが印象的でした。ゆったりとした動作は時間に追われていてはできません。時間より早め早めに行動するという心がけが精神的なゆとりも作り出してくれ、その心の余裕も、上品さに一役買っているのかもしれませんね。
育ちが良さそうに見える共通点3:音を立てない
慌ただしい印象に見えてしまうもうひとつの理由が音。ドタバタと音を立てていると自分も周りも落ち着かず、がさつな印象を与えてしまいます。キャビンアテンダントは機内でお客様にゆっくりお休みいただくために、カーテンの開け閉めの音や足音にまで細心の注意を払って行動しています。それだけでも「ゆっくりお休みいただきたい」という心を表現することができるのです。
普段なかなか意識することのない音ですが、それを意識することで配慮が行き届いている品のある印象になります。
育ちが良さそうに見える共通点4:食べ方が美しい
食べるときも背筋を伸ばして美しく!
口に物が入ったまま話すのはもってのほか、背中を丸めて食べるのも美しくありません。また、魚の食べ方がスマートなのもポイントが高いですよね。
大人になってから改めて習う機会は少ないので、不安な方は一度食事マナーについて勉強してみると自信が持て、食事の席がより楽しくなるはずです。
真のお嬢様オーラを醸し出すには?
キャビンアテンダントの先輩で筋金入りのお嬢様でとても上品な方がいました。ある日滞在先のホテルで一緒にお食事をした際、偶然お化粧室で見かけたのですが、その時使用後の洗面台に飛んだ水滴を拭いていたのです。その姿がとても自然で美しかったのをよく覚えています。見られているところだけではなく、誰もいない時も行動に配慮することで本物の育ちが良さそうなオーラが生まれてくるはずです。
全て心がけ次第で今日からできることばかり。自分も周りも気持ち良くなるはずなので、ぜひ実践してみてくださいね。
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