ファンデーションは、手・スポンジ・ブラシ……どれで塗る?
ファンデーションは何でつけていますか?
しかし、ある化粧品発表会でファンデーションブラシの使い方を教わり、手軽さや仕上がりの良さに驚き、最近ブラシにも目覚めているところです。ブラシであれば、パウダーファンデーションにも使用でき、なりたい肌に合わせてファンデーションタイプを選ぶことができる点が魅力的!
このように、ファンデーションをつけるツールは色々とあります。どれが自分に合っているのかわからないという人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、手、スポンジ、ブラシでファンデーションを塗る時のメリット・デメリットを、それぞれの塗り方のポイントと一緒にご紹介します。
<目次>
【手】肌の調子を手で感じながらファンデーションをつけられる
手なら肌の状態に合わせて調整可能
- スポンジやブラシを用意しなくてもよいので、いつでもどこでもメイクできる
- 道具を使わないのでコストも抑えられる
- 直接肌に触れるため、自分の肌の状態に合わせてメイクできる。例えば、乾燥が気になる時は、ファンデーションに乳液をプラスするなど、臨機応変の対応が可能
- 小鼻の周りなど、細かい部分も指先を使えばしっかりつけられる
■手のデメリット
- 手が汚れる
- ファンデーションが浮きやすいため、メイクが崩れやすい
- スポンジなどのように均一に伸ばすことが難しいので、慣れていない人はムラになりやすい
■手で塗るポイント
手の場合、指3本(人差し指、中指、薬指)の腹の部分を使って均一に伸ばすようにしましょう。毛穴やシミなど気になるところは、トントンと軽くたたくようにつけるとカバー力がアップします。また、仕上げにお粉をのせるとさらり肌になれるのでオススメです。
【スポンジ】手軽で簡単にファンデーションをつけられる
スポンジならテクいらずでムラのない肌に
- 手が汚れない
- 均一に伸ばすことができる
- 余分なファンデーションを吸収してくれるので、厚塗りになりにくい。ナチュラルな感じに仕上がるので、メイクも崩れにくい
- 均一なベースが作れるため、その上にのせるチークの発色も良くなる
■スポンジのデメリット
- しっかりオフする必要があり、クレンジングの際の肌の負担が気になる
- 定期的にスポンジを洗ったり、交換したりしなくてはならず、ひと手間増える
- 特にリキッドやクリームファンデーションを使用の場合、ケースがないので携帯する時に不便
- シミやクマなど気になる部分は叩き込むようにつけるなど、若干のテクニックが必要
■スポンジの塗り方のポイント
パウダー、リキッド、クリームどれでも、できればスポンジの半分にファンデーションをつけて、顔全体になじませるようにしましょう。気になる部分は優しくトントンと叩き込むようにつけるのがポイント。仕上げに、ファンデーションがついていない残り半分の部分で顔全体を軽くパッティングすると、なじみが良くなり化粧崩れも軽減できます。
【ブラシ】簡単にファンデーションが塗れ、超時短にも!
ブラシはなによりスピーディー
- リキッドファンデーションは、ブラシを使うことで、均一につけることができる
- 毛穴の凹凸も綺麗に塗ることができるため、シワや毛穴が目立ちにくい
- ブラシの毛に密着したファンデーションが毛穴をしっかり埋め込んでくれるので、テクニックいらずで、ツヤ肌がつくれる
- なによりスピーディー。また、スッと滑らすだけなので、スポンジよりも摩擦が軽減できる
■ブラシのデメリット
- 細かい部分にまでファンデーションが入り込みやすいため、こまめなお手入れが求められる
- 洗うと乾くまでに時間がかかるので予備が必要なため、コストがかかる
- パウダーファンデーションの場合、若干粉が周りに飛び散る
ブラシはファンデの形状に合わせて使うのがポイント!
ブラシは形状に合わせてつけ方いろいろ
■パウダーファンデーションの場合
ブラシでファンデーションの上を数回滑らせたら、手のひらなどでブラシを4~5回クルクルと回転させて、ブラシの奥まで粉を行きわたらせます。顔に乗せる場合は、最初は皮脂が少なく面積の広い頬、次に額からTゾーン、最後に小鼻や目元など細かな部分へとブラシを滑らせます。仕上げにブラシで顔全体を磨くようにすると、肌になじんで崩れにくくなります。
■クリームやリキッドファンデーションの場合
適量のファンデーションを手の甲に出したら、半量程度をブラシに取ります。その後、頬から顔の外側にむかって、らせんを描きながら伸ばします。もう半量を同じようにもう片方の頬から伸ばし、最後にTゾーンや目元など細かな部分を仕上げます。カバーしたい部分は、手に残っているファンデーションをブラシに取って重ね塗りすると効果的。指やパフで重ねるより、ずっと自然でムラなく仕上がります。
ファンデ前のベースメイク。下地作りも大切です!
ベースメイクが綺麗だとその後のメイクも楽しくなる!
また、手、スポンジ、ブラシと、それぞれメリット、デメリットがあるので、なりたい肌に合わせて選んでみるといいでしょう。ベースが綺麗に仕上がると、その後のメイクも楽しくなります! ぜひ、色々と試してみてください。
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