成功する自己紹介とは？好印象を残す３つのコツ(2ページ目)

自己紹介は「一文を短くし要点をしぼる」

相手が聞き取りやすい自己紹介のもう一つのポイントは、一文を短くするということ。あれもこれも話さなければと思うとつい一文が長くなってしまい、途中で何が言いたかったのか自分でも分からなくなってしまうことがおこりがちですよね。主語と述語がかみ合わなくなってしまうと、聞き手も混乱してしまいます。

また、短い自己紹介の時間で情報を詰め込んでしまうと、ごちゃごちゃとした印象になり、結局どの話も覚えてもらえなかったということになりかねません。伝えたいことがたくさんあったとしても、限られた時間での自己紹介では要点は一つに絞るのが得策。

「○○さんと言えばこれ」というように、紐づけて印象づけられるような自己紹介を考えてみましょう。よく「面接対策で自分にキャッチフレーズを付けるのが効果的」とのアドバイスがあるのもこのためです。

自己満足NG。相手にプラスになる伝え方をする

要点を絞ったらあとは伝え方。同じことを伝えるのでも、自分目線で伝えるのと相手目線で伝えるのとでは印象の残り方が全然違ってきます。

例えば、「カフェ巡りが趣味」という話をしたい時、「休日には５軒もはしごしてカフェの新規開拓をしています」と言っても「すごいな」とは思われるかもしれませんが、どこか自己満足のような印象になってしまいます。

しかし、「エリアと予算、雰囲気を教えてもらえれば、穴場カフェをお伝えできるのでいつでも言ってください！」というように相手にプラスになるようなアプローチをすれば、「じゃあ今度相談してみようかな」と会話の糸口にもなります。自分が相手のために提供できることは何かという視点で考えてみると、自己紹介も楽しくなるはずです。

いかがでしたか？自己紹介も相手の立場に立って考えることで、独りよがりの空回りを避けることができます。新年度の自己紹介で、早速好印象を掴んでくださいね。