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黒豆の簡単な煮方…少量の時におすすめの保温水筒を使ったレシピ

おせち料理の定番・黒豆。ないとさみしいものですが、黒豆が鍋に張り付かないよう、柔らかく煮えるまで見ていなくてはならず、時間と根気が必要です。もっと手軽に少量だけ作りたい方は、保温水筒を利用して作るのがおすすめ。とても簡単な黒豆の作り方です。

江戸野 陽子

執筆者:江戸野 陽子

毎日の野菜・フルーツレシピガイド

黒豆の簡単な煮方…少量の時におすすめの保温水筒を使ったレシピ

所要時間:60分以上

カテゴリー:おせち黒豆

少量で手軽! 簡単な黒豆の作り方

おせちの定番の黒豆は、作るのに時間と根気が必要です。ここでは、保温水筒を活用して少量で作れる黒豆のレシピを紹介します。

■一般的な黒豆の作り方3ステップ
1.黒豆をシロップで戻す(8時間)
2.黒豆を柔らかく煮る(4~6時間・差し水をしながら焦げ付かないよう見張る)
3.冷ます(20分以上)
※火加減が強いと、皮が破れることがある。

■保温水筒を使った場合の4ステップ
1.水筒内で、黒豆をシロップで戻す(3時間)
2.黒豆を水筒内で煮る(4~5時間・見張る必要なし)
3.仕上げに鍋で煮る(1~2時間・差し水をしながら焦げ付かないよう見張る)
4.冷ます(20分以上)

保温水筒を活用すると、焦げ付かないよう見ている時間がグッと減らせます。水筒で作るため、少量しか作れませんが、ぜひお試しください。
 

保温水筒で作る黒豆の材料(2人分)

黒豆の煮物
黒豆乾燥黒豆 50g
400ml
きび砂糖60g
ひとつまみ
重曹ひとつまみ

保温水筒で作る黒豆の作り方・手順

黒豆の煮物を作る

1使用する保温水筒の仕様目安

容量は350~500mlほどの小型の保温水筒です。保温効力に1時間後86℃以上とあるものを使うようにしてください。<br />
豆を入れる前は、必ず熱湯を入れて、水筒を温めておくようにします。<br />
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容量は350~500mlほどの小型の保温水筒です。保温効力に1時間後86℃以上とあるものを使うようにしてください。
豆を入れる前は、必ず熱湯を入れて、水筒を温めておくようにします。

2豆を洗う

黒豆を洗い、水気を切ります。<br />
水筒は熱湯を入れて、保温しておきます。
黒豆を洗い、水気を切ります。
水筒は熱湯を入れて、保温しておきます。

3煮汁で黒豆を戻す

小鍋に水、砂糖、塩、重曹を入れて煮立たせます。(以下、煮汁と呼びます)<br />
水筒のお湯を捨て、黒豆と煮汁を注ぎ入れ、蓋をします。水筒内で3時間かけて黒豆を戻します。<br />
小鍋に水、砂糖、塩、重曹を入れて煮立たせます。(以下、煮汁と呼びます)
水筒のお湯を捨て、黒豆と煮汁を注ぎ入れ、蓋をします。水筒内で3時間かけて黒豆を戻します。
水筒を使わず、8時間かけて戻してもOKです。

4戻った黒豆を煮る

豆がふっくらと膨らんでいます。煮汁と黒豆を小鍋に入れ、沸騰させたら弱火にして、5分ほど煮ます。<br />
水筒には再度熱湯を注いで保温しておきます。<br />
豆がふっくらと膨らんでいます。煮汁と黒豆を小鍋に入れ、沸騰させたら弱火にして、5分ほど煮ます。
水筒には再度熱湯を注いで保温しておきます。

5黒豆をゆでる

水筒内のお湯を捨て、水筒に煮汁ごと黒豆を入れ、4~5時間かけて保温して、ゆでます。このときタオルなどに包んで、保温力を高めるのもおすすめです。<br />
水筒内のお湯を捨て、水筒に煮汁ごと黒豆を入れ、4~5時間かけて保温して、ゆでます。このときタオルなどに包んで、保温力を高めるのもおすすめです。
保温力の弱い水筒の場合、2時間したら一度鍋に取り出して、5分煮て、再度水筒に戻してもよいでしょう。

6仕上げの火入れ

水筒から中身を鍋に出します。弱火にかけ、アルミ箔などで落とし蓋を作り、柔らかくなるまで弱火で火入れをします。水筒でのゆで具合により時間が前後しますが1~2時間かかります。途中、煮汁が減って焦げ付くことがあるので、黒豆が煮汁から出てくるようなら、差し水をしてあげてください。<br />
水筒から中身を鍋に出します。弱火にかけ、アルミ箔などで落とし蓋を作り、柔らかくなるまで弱火で火入れをします。水筒でのゆで具合により時間が前後しますが1~2時間かかります。途中、煮汁が減って焦げ付くことがあるので、黒豆が煮汁から出てくるようなら、差し水をしてあげてください。

7冷ます

1粒食べてみて、柔らかく煮えているようなら火を止め、煮汁の中で味を含ませます。冷蔵庫で7日保存が可能です。<br />
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1粒食べてみて、柔らかく煮えているようなら火を止め、煮汁の中で味を含ませます。冷蔵庫で7日保存が可能です。


8黒豆の比較

写真の左が水筒なしで黒豆を戻し、小鍋で煮たもの。皮がはがれているものが多いです。<br />
写真の真ん中が水筒なしで黒豆を戻し、水筒で煮てから、鍋で仕上げたものです。<br />
写真の右が水筒で黒豆を戻し、水筒で煮てから、鍋で仕上げたものです。<br />
作り方が違いますが、味や食感は全て同じです。<br />
写真の左が水筒なしで黒豆を戻し、小鍋で煮たもの。皮がはがれているものが多いです。
写真の真ん中が水筒なしで黒豆を戻し、水筒で煮てから、鍋で仕上げたものです。
写真の右が水筒で黒豆を戻し、水筒で煮てから、鍋で仕上げたものです。
作り方が違いますが、味や食感は全て同じです。

ガイドのワンポイントアドバイス

使い終わった水筒は、匂いや色が水筒につくわけではありませんが、なるべく早く洗いましょう。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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