「かっさアタッチメント」が頭皮をつかんでマッサージ
以上のような実証内容を踏まえ、プラズマクラスターがより確実に頭皮に届くよう開発されたのが、シャープの「プラズマクラスタースカルプエステ IB-GX9X-B」です。特徴は見てのとおり、吹き出し口の先端についた人の手のような形のアタッチメント。中国で約2500年前から行われている皮膚表面を刺激する「かっさ」にヒントを得て開発されたもので、プロのヘッドセラピストである塩澤直子さん(トータルビューティーサロン「uka」) のアドバイスのもと改良を重ね、完成させたといいます。
ちなみに、この「かっさアタッチメント」が使えるのは、風温約50℃と低温の「地肌ドライ(SCALP)」モードか「冷風(COLD)」モードのときのみ。ヘッドセラピストの塩澤さんによると髪を洗ったあと、まず全体を普通に乾かしてから仕上げに使うのがおすすめだといいます。さっそく私も地肌ドライモードで試してみました。
おでこ側から頭頂部に向かって引き上げていきます
サイドも下から上に向かってゆっくり引き上げていくイメージで
プラズマクラスタースカルプエステがすごいのは、これだけではありません。独自の速乾構造がパワフルな「高速ダイナミック風」が生み出し、ドライ時間がなんと約60%も短縮できたというのです(同社非速乾タイプと比較)。実際、私も使ってみましたが、髪質にもよるものの、わずか3~4分で乾いてしまったのはビックリしました。
まさに髪が吹っ飛ぶようなダイナミック風で、髪があっという間に乾いてしまいました
さらに先述のように、プラズマクラスターが髪にうるおいを与え、静電気を抑えてくれますので、さらりとまとまりやすくなるほか、「ビューティモード」を使えば、温風・冷風が交互に出て髪を乾かし、キューティクルを引き締め、ツヤのある髪をつくってくれます。まさにエイジングの髪に嬉しいこと尽くしのヘアドライヤー、毎日のケアに取り入れてみませんか。
ちなみに頭皮ケアできるドライヤーには、ヤーマンの「スカルプドライヤー」もあります。こちらは遠赤外線で頭皮を温めながら、振動によるマッサージで頭皮の血行を促進するもの。こちらも気持ちよく頭皮ケアできると人気になっています。