円山動物園ニューアイドル！レッサーパンダの赤ちゃん

アフリカゾーンのオープンでパワーアップした円山動物園

2016年8月に大規模施設「アフリカゾーン」が新しくオープンして、ますますパワーアップした札幌の円山動物園。当ゾーンの「サバンナストリート」から見上げるのっぽのキリンの勇姿や「カバ・ライオン館」に設置されたプールのガラス越しに眺める泳ぐカバの迫力に加え、アフリカゾーンにあたらしい仲間として加わったコミカルなミーアキャットや北海道では始めて登場する珍獣ハダカデバネズミなど、新しい見所、新しい魅力がさらに増えました。
こちらで飼育されている動物は、その数なんと173種903匹！ 動物園に君臨する百獣の王・ライオンのリッキーや2015年に8頭目の赤ちゃんを産んで話題となったホッキョクグマの母親ララとその娘リラの親子などなど、たくさんの人気キャラクターが園を訪れる市民達を迎えてくれます。
ホッキョクグマの親子に関しては、オールアバウトのガイド記事「札幌の超人気アイドル！円山動物園のシロクマ赤ちゃん」　もあわせてご覧ください。

円山のニューアイドル・レッサーパンダの赤ちゃん

そして今年の6月、この円山動物園にまたまたニューアイドルが誕生！レッサーパンダのお父さん・エイタ君とお母さん・ギンちゃんがめでたく赤ちゃんをさずかり、この秋わくわくホリデーアジアゾーンの高山館でデビューしました。

「お茶目な女の子だけど、とにかくかわいいんですよ」との話を耳にし、さっそく「噂のお姫様に拝謁」しようと円山動物園に行ってみれば……。
いました、いました、木立の向こうに。丸々太って想像したより大きい、でもその顔はまだまだあどけないレッサーパンダの赤ちゃんがカメラを構えてシャッターを切る観客の方を不安そうに見ています。じっとしているその姿は、モコモコのぬいぐるみそのものですよね。

最初はこわごわ、お母さんのあとをついて園内を歩き回りはじめましたが……
だんだん慣れてきたのか、一人で探検を開始。怪しそうな顔でくんくんと匂いをかいでいます。
自分より背が高い草を相手にじゃれ始めました。得意の必殺技、パンダパンチを繰り出して戦闘開始。
だんだんと自分のパンチに興奮してきたのでしょうか、いきなり草に飛びつき、勢いあまって上向きにゴロンと転倒。周囲の観客たちから笑い声とともに「あ～、かわい～」という声がもれ聞こえてきます。
この姫君はかなりおてんば娘のようで、次は金網をよじ登り始めました。おいおい、頑張って登るのはいいけど、ちゃんと降りられるの？

パンダ姫の木登りチャレンジ

颯爽と園内に作られた渡り木の上を歩くお母さんパンダを羨ましそうに見上げるやんちゃ姫。よ～し、次はお母さんについて木登りにチャレンジしてみよう！
金網登りで少し自信をつけた姫君、お母さんを追いかけて木を登り始めました。さて彼女の果敢なチャレンジは成功するでしょうか？

ここからは次のショートムービーをご覧ください。