パン好き道産子が行列を作る、札幌近郊のこだわりベーカリーショップ

ベーカリー麦の穂

2015年に札幌の隣町、江別市にオープンしたニューフェイス「麦の穂」。こちらはオーナー店長・徳永さんが、自分の子どもたちに自分の手で作ったパンを食べさせたいという願いで始めました。原料の小麦はご主人の農場で自家栽培したハルユタカを使うという、道内でも珍しい「農家のパン屋さん」です。

ウッディーでおしゃれなお店にはハードタイプの「パン・ド・カンパーニュ」やスパイシーな「自家製カレーパン」他、たくさんの種類のパンがところ狭しと並べられていますが、その中でもイチオシが「麦の穂バケット」。焼きたてのパリパリしたバゲットを割ると中からほんのりと小麦の香りがただよい、一度食べたら病みつきになります。なお当店の営業は水曜日~土曜日で商品がなくなり次第閉店します。地元で人気のお店なので、事前に電話で確認してからの方が確実ですよ。

出典: ベーカリー麦の穂

ブランジェリー ラ・フォンティヌ・ドゥ・ルルド

札幌の高級住宅地、宮の森の一角にあるおしゃれなフレンチスタイルのベーカリー「ラ・フォンティヌ・ドゥ・ルルド」。天然酵母使用のパンはその品種によって北海道産とフランス産の小麦を使い分けして作られており、その数は約30種類。ブール石臼やバゲットなどハード系が人気とのことですが、中でも店主が北海道のリゾートホテルでマスターしたというクロワッサンは本格派の味。サクサクに焼き上げられたクロワッサン生地と芳醇なバターが絶妙にマッチしており、ガイドお気に入りの一つです。

出典: 札幌 宮の森のパン屋さん ブランジェリー ラ・フォンティヌ・ドゥ・ルルド Boulangerie La fontaine de Lourdes

ボンピエロ

たかが山食されど山食。毎朝食べるシンプルな食パンがこんなに美味しいと感じる事ができる驚愕のベーカリー「ボンピエロ」。それもそのはず、パン原材料の小麦粉、グラニュー糖、ヤシ油はすべて完全オーガニック。さらに水も手稲山麓で取水したものを弱酸性電解浄水に加工して使うという徹底したこだわりようです。何でも添加物アレルギーで悩んでいた店主が「同じ悩みを持つ人にも安心して食べてもらいたい」との思いでお店を始めたとのこと。営業は土曜、日曜の週2日ながら、取材にうかがった日も、ボンピエロの「美味しくて安心・安全なこだわりのパン」を求めるたくさんの客で賑わっていました。なお、こちらの商品は通販でも取り寄せが可能ですよ。

出典: パンの店 ボンピエロのパン オンラインショッピング|きたグルメ 北海道の本物の食を取材 紹介 お届けする通信販売サイト

パンとケーキのショコラ

「うちのパンはいわゆるパン好きの方には、ちょっと物足りないかも」と謙遜する店長さんの言葉に惹かれて訪れたのが、藻岩山山麓の住宅街一角にあるパンとケーキの店、ショコラ。お店を訪ねてみてビックリ!「物足りない」という言葉とは裏腹に、たくさんのショコラファンがレジの前で行列を作っているではありませんか。ファンの方曰く「身体と健康と栄養を考えてパンを焼いているという店のスタンスが私のお気に入りなんです」。お店に並ぶパンは、添加物はもちろん、卵、バター、砂糖も使わず、厳選した道産小麦を天然酵母だけで発酵させ、天然塩やキビ糖、ココナッツオイルなど自然素材を使って仕上げたというこだわりの品。中でも目を引いたのは、デトックス作用のあるという麻炭を練り込んだ食パンや麻炭の焼きそばパン、お好み焼きパン。お店でいただいてみると、決して気取った味ではない、でも作り手の愛が伝わってくる昔懐かしい味わいで、一口一口噛みしめている間うちにすっかりその優しい味の虜になってしまいました。

出典: 札幌南円山 パンとケーキのショコラ

カトルフィーユ

幸せのシンボル、四つ葉のクローバーのフランス語Quatre Feuillesからお店の名前を取ったというカトルフィーユ。おしゃれな店で、ベーカリーとしては珍しい「対面形式」で販売されています。「パンが大好きで始めた」というオーナーさんのこだわりはその素材。フランス産の小麦と十勝産石臼挽全粒粉をブレンドして理想の風味と食感を出したという本格派の味です。中でもオススメはパリっとしたハードな皮とモチモチのパン生地が絶妙のバランスを醸し出しているバゲット、そして芳醇なバターを使ったクロワッサン。たくさんある札幌のパン屋さんの中から見つけたこのお店、パン好きの方にとってはまさに「広い牧場の中で見つけた四つ葉のクローバー」と言えるかも知れませんよね。

出典: Quatre Feuilles: AboutUs アーカイブ

パン・オ・トラディショネル 円山本店

札幌・円山公園の裏参道にあるショッピングセンター・マルヤマクラス。ここの一階には、パン好きの札幌っ子が集まるおしゃれなベーカリー「パン・オ・トラディショネル」があります。広いお店いっぱいに並べられたパンは、伝統的なフレンチスタイルを踏襲したもので、天然酵母で低温長時間発酵させたパンと、北海道の新鮮で良質な牛乳から作るバターやクリームがお店のこだわりとのこと。またお店の一角にはこちらで買った焼きたてのパンをその場で味わうことができるカフェも併設。お昼にはスープ、ドリンク、サラダにクロワッサン、バゲット、チャパタ他3種のパンが食べ放題のランチメニュー(1000円、11:00-15:00)も提供しています。お昼の一時、カフェの窓の向こう、おしゃれな裏参道を行く人々を眺めながら焼きたてのパンと珈琲で時間を過ごす……。何やらフランス映画のシーンに迷い込んだような雰囲気を味わえますよ。

出典: Pain au Traditionnel ショップ一覧

どんぐり

おやつ、総菜パンでは札幌っ子に人気のお店、どんぐり。白石区本店をはじめ市内に8つの店舗があり、店内には色々なサンドイッチやカレーパン、あんパン、メロンパンといった「定番メニュー」の他、さくさくベーコンエビ、チキン南蛮、みそパンなどユニークなオリジナルパンが所狭しと並べられています。そんな数あるパンの中で一番人気はちくわパン。今や北海道を代表するご当地パンとしての地位を確保した「ちくわパン」ですが、どんぐりでは生地との相性を考えて作った特注ちくわにオリジナルで味付けしたツナが入っているという逸品です。ここで購入したパンを食べることができるカフェスペースを併設しているお店もあります。旅のあいま、札幌っ子達に混じって「ご当地パン」を食べながら「これ、うまいべや~」なんてつぶやいてみる……これも素敵な「旅のおみやげ」になってくれる事でしょう。

出典: 商品の紹介|焼きたてパンの店 DONGURI

プルマンベ-カリー

かつてこの店のご主人がTV番組のパン作り選手権で優勝したという「プルマンベーカリー」。店内にはあんパンなどの菓子パンやホワイト帆立カレーパン、ちくわパンといったユニークなデリカ系のパンが並んでいますが、中でも人気なのが男爵カレーパン。ジャンボなカレーパンの中にはスパイシーな辛口カレーと大きな男爵イモが丸ごと入っており、そのダイナミックさに初めて食べる方はびっくりすることでしょう。札幌市内にお店は4カ所ありますが、本州の百貨店で開催される北海道物産展にも時々実演販売で出店しているとのこと。もしあなたの町で見かけたら、その時こそ揚げたてアツアツの男爵カレーパンを食べることができる絶好のチャンスですよ!

出典: プルマンベーカリー

くろわっさん専門店 テンダー ハート

札幌中心街から南、電車通りに面した街角にある「くろわっさん専門店 Tender Heart(テンダー ハート)」。その名の通りお店には道産小麦と北海道のバターを使って焼き上げられたスタンダードなクロワッサンの他、チョコ、ココア、ペッパーチーズ、シナモンなど、様々なクロワッサンがずらりと並び、その様は圧巻です。「クロワッサンが大好き」というオーナーさんが真心を込めて焼き上げたアイデアあふれるクロワッサンの数々。見ているだけで楽しくなり、どれを買おうか迷ってしまいます。お店は午前7時30分から営業しているので、朝食用にもピッタリですね。

出典: http://tender-heart.net/top

エグ・ヴィヴ

札幌から小樽を経てさらに海岸線を走ること約30分。蘭島町の海の見える高台に「エグ・ヴィヴ」という人気のパン屋さんがあります。ここは札幌街中から行くには時間がかかる、車でないと不便、早く行かないと欲しいパンが売り切れるなど、三拍子そろったハードルの高いお店ながらも、とにかく美味しいパンを食べたいという方なら、わざわざ行く価値は充分。フランスで修行してきたという店主が作るパンはどれを選んでもハズレなしですが、中でもオススメはクロワッサンです。芳醇なバターが香り、その皮はパリパリの本格派で、できれば買ってすぐに食べたいもの。お店の前に広がる日本海を見ながら道ばたで食べるクロワッサンは、またひと味違いますよ。

出典: エグ ヴィヴ (Aigues Vives) (小樽/パン屋) - Retty