ファスティングで失敗……成功する人とはココが違う
ファスティングに失敗。成功した人は、ストイック? 意志が強い? それとも……?
「成功する人と成功しない人には、どのような差があるのか?」 ――その答えは、ガイドが行っているダイエット個別指導の中で、「なぜ今まで失敗してしまったのか」を聞いたところ見えてきました。ファスティングの取り組み方、実践するときの条件や生活環境、性格など様々な視点から、成功する人の秘訣を紐解いてみましょう。
<目次>
ファスティングに失敗する人のやり方WORST3
第1位 期限を決めずに断食を長期間続ける第2位 ドリンクのみの断食を長期間続ける
第3位 ダイエット食品、果物・野菜などの単品ダイエット食材を1日2~3食置き換える
ファスティングに成功する人のやり方BEST3
第1位 夕方以降のみ断食……いわゆる18時以降食べないダイエットのこと。18時までに夕食を終えて、翌朝までは水分以外は摂取しないことをオススメしています。やり方はこちらへ≫活動量が少ない日は夜だけ断食
第2位 主食のみ断食
……主食の米やパン、麺などをカットし、やさしい糖質オフです。1日3食、野菜やたんぱく質メニューのみですが、期限は1~3日間と決めるのでつらくありません。やり方はこちらへ≫食べ過ぎた翌日は、1日主食を断食
第3位 週末のみ断食
……週末の1~2日のみ、固形物を口に入れずに実施する断食です。方法は、水分や酵素ジュースなどは摂ってOKです。やり方はこちらへ≫平日が多忙な人は週末断食+リラックス
無理のない範囲でやるのが成功の秘訣
ダイエット知識のない人がストイック過ぎる断食を行なおうとすると、一時的に体重が落ちることはあっても、体にも心にも大きなストレスがかかるため、その後にリバウンドするケースが非常に多いです。ただ健康を害したり、リバウンドしただけ、または、むしろ太りやすい体質にもなりかねません。
逆に、心身にストレスにならない程度に、今まで摂りすぎていたカロリーを活動量に合わせて抑え、内臓をケアする目的でおこなったほうが、結果的にはダイエットに成功し、体重も維持しやすいのです。
ファスティングに失敗しやすい人のライフスタイル・生活習慣
第1位 「なんとなく痩せたい」だけで、痩せる理由や目的が不明確第2位 体を動かしたり、出かけるのが億劫で、家にいることが多い
第3位 ダイエットしていない時は、食欲でストレス解消しがち
ファスティングに成功しやすい人のライフスタイル・生活習慣
第1位 直近で大きな目標があり、自分を魅せることを楽しんでいる……「結婚式や同窓会」などのイベントがあれば、この日までにという目標がはっきりしますし、「このドレスを着たい」という目標も、どれくらい痩せるべきかが数値化しやすいので、ファスティング中も目的意識が下がりにくくなります。
第2位 スポーツや趣味など、没頭できるものがある
第3位 ストレスをためないよう努力し、気分転換が上手
運動でダイエットのストレスを解消
また、ダイエットでストレスが溜まったとしても、きちんとストレス解消の方法が食以外のものに向けられる人は成功しやすくなります。食べたい!というストレスや衝動が出たときに、運動をしてリフレッシュする、リラックスする時間を作る、外出して気分転換するなどを自主的にできる人は、成功しやすいと言えるのです。
ファスティングに失敗しやすい性格
第1位 マイナス思考ですぐに落ち込んだりイライラする第2位 時間にルーズで遅刻したり、すぐにダラダラしやすい
第3位 うまくいかないと、人や環境のせいにしがち
ファスティングに成功しやすい性格
第1位 プラス思考で「やればできる!」と考える第2位 心も体もつねに元気で自己管理に気を使う
第3位 失敗しても、何かを学ぼうという姿勢がある
自分を律しつつ、楽しんでポジティブにできる人は、ストレス耐性もあり、成功に近づきます。
失敗しそうになったとき、つらいとき、うまくいかないときに、ダイエットのモチベーションを保つのも、ダイエット成功への重要なポイント。さらに、成功する人は、ダイエットがうまくいかなかった時に、「どうして失敗したんだろう?」「次はどうしたらいいんだろう?」と自問自答し、自分なりに答えを導き出して、次のダイエットに活かせるのです。
とはいえ、今すぐに性格を変えるというのは難しいので、まずは、最低限の時間管理、タイムマネジメントができるようにトライしてみましょう。
まずは、1日の過ごし方をスケジューリングしましょう。食事の時間を決めて規則正しく生活し、忙しい合間に運動する時間をねん出できれば、結果的に体重が減りやすい生活が身につきます。
成功している人の良いところを取り入れてマネすることは、ダイエットにおいてとても手っ取り早い方法です! ぜひ参考にして取り入れてみてくださいね。
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