第一印象が重要! CA流、初対面のポイント
初対面で「この人は何かが違う!」と思わせる!
ここでは機内で一日何百人もの初対面のお客様と接してきた元キャビンアテンダント(CA)が「初対面で素敵な人」と思われるためのポイントを伝授。
今回は「この人は何かが違う!」と思わせる「仕草編」をご紹介します。
無意識に印象を作ってしまう姿勢
ふとショーウィンドウに映った自分の姿を見て、「何この疲れた人!」とぎょっとした経験はありませんか?ショーウィンドウなので鏡のようにはっきりと顔が見えているわけでもないのに疲れた人という印象に見えてしまうのは、前に入ってしまっている肩や丸まった背中などの姿勢が原因ではないでしょうか。姿勢というものは無意識のうちに印象を左右している要素でもあります。「この人はなんだか暗そう」「自信なさそう」という印象を抱いた人は、姿勢が原因かもしれません。
腹筋と肩甲骨回りを鍛えるのが近道
こまめに肩回りをほぐして美姿勢キープ!
しかしこの姿勢は一時的にとることはできても、ずっとキープすることは難しいもの。無理して頑張って良い姿勢にしようとすると、顔も引きつってしまいがちなので、自然とよい姿勢を取れるようになりたいですよね。
そのためには体幹を支える腹筋を鍛えること、そして肩を開くための肩甲骨回りを鍛えることが大切です。腹筋は改めて筋トレをしなくても、普段から腹筋に力を入れて生活するようにするだけでも十分効果があります。肩甲骨回りは肩を回すエクササイズをするなどして、凝り固まらないように意識しましょう。肩こり解消にも繋がり一石二鳥ですよ。
指先まで美しい「素敵な人」になるポイント
手先がきれいだと全体の素敵度がアップ!
そんな時、手の仕草が美しいと「素敵な人」という印象がグンとアップします。基本的に手が美しく見える形は、指を閉じて、手をピンと張りすぎず自然な丸みを帯びたような形です。これを意識していると、ふとしたときに見られても、言葉通り「指先まで美しい人」という印象をゲットすることができます。
また、資料の受け渡しなどの際は必ず両手で。お食事をとるときや飲み物を注ぐときなども片手を添えると丁寧さと美しさがアップします。もしどうしても距離的に片手が届かない場合は、もう片方の手は添えるふりをするだけでも、印象がかなり変わります。
印象に残る人のアイコンタクト法
「目を見てニコッ」で忘れられない人に
CAの訓練中は実際にビデオに撮って自分の姿を見るのですが、自分ではしっかりとアイコンタクトをしているつもりでも、思っている以上にあっさりと視線を外してしまっているものです。みんな口をそろえて「自分ではしっかりアイコンタクトしているつもりだったけど、意外とできてないと思いました」とコメントするほど。
意識してもなかなかできないものなので、意識していないとかなり「感じ悪い」と思われてしまっている恐れも。まずは意識するところから初めてみましょう。真剣になるばかりに怖い目で見つめてしまっては本末転倒なので、にっこりと笑顔でアイコンタクトすることを忘れずに。なかなかできている人が少ないからこそ、できていると印象に残ること間違いなしです。
いかがでしたでしょうか?胸が開いた凛とした姿勢に、指先まで美しい手の仕草、印象に残るアイコンタクトで「この人は何か違う!」と思われる素敵な人を目指しましょう。
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