今回はこんな質問が届きました
「鼻をかみすぎてファンデーションが取れてしまう……花粉の季節のメイクはどうしたらいい?」
Q.花粉の季節になると、いつも鼻をかみすぎてしまい、鼻の下だけメイクが取れてしまいます。本当に悩ましいです(30代・会社員)
A. メイクしておいたほうが花粉のガードにはいいみたい。ベースメイクは保湿効果の高いファンデーションでカバーしてみて。
どうせ取れちゃうなら「メイクはしなくてもいいかな!?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、花粉からブロックする意味もあり、メイクをしておいたほうがいいそうですよ。でも、メイクすると肌のカサカサが目立ってしまう……。さらにカバーしようとすると、ますますカサカサがひどく目立ってしまいますよね。そんな時はやはり、ベースメイクは薄めにしておきましょう。どうしても鼻をかまざるを得ないので、鼻の周辺が赤くなったり、乾燥してカサカサしてしまいがちですからね。全体的に薄めに仕上げておいた方がいいですね。
そんなカサつきにおすすめなのが、保湿効果の高いワセリンやクリームを小分け容器に入れて、カサつきの気になる部分、鼻の下などにこまめに塗っておくこと。カサつきが結構防げます。その上からコンシーラーやお粉、ファンデーションをやさしくそっと重ねて化粧直しをすると、ケバ立ちが目立たないように仕上げることができますよ。
中でも、バーム状のファンデーションはおすすめです。質感がクリームより“ネチャリとしてやわらか”で、これ、いいんです。しっとり潤う上、赤味もカバーしてくれます。やわらかなので伸ばすと薄付きになり、ほどよくツヤが出るのでカサつきが目立たないんです。こんなバームファンデなら、前記のクリームのかわりに小分け容器に入れて、お化粧直しのときにチョイチョイとつければ手間なく便利です。
症状に応じて薬も効果があるだろうし、メイクの上からひとふきするだけで花粉の吸着をガードするスプレーなどもあるので、こういう対策アイテムを使ってみてもいいですね。
私は冬場、乾燥して鼻の中がガビガビになってしまうのでメンソレータムを綿棒につけて鼻の中に薄く塗ったりしています。スースーして気持いいし、粘膜が潤うのでいいんです。花粉の鼻のムズムズはこんなことでは解消されないのかな? でも気分転換になるので試してみては!?
あとはマスク。どうしても赤くなってしまったり、カサカサがひどい!ってときはマスクで隠しとこう。マスクも種類が増えて、機能性が高くなっているのでいいですよ。
山本浩未さんのおすすめアイテム
スプレーするだけで花粉などを肌や髪に寄せ付けない花粉吸着防止スプレー
ミクロの霧で花粉やPM2.5をブロック。手軽に使えるスプレータイプはメイクの上からでも使えて便利。マスクにメイクがつくのがイヤという人にもおすすめ。ジェルタイプもあり。イハダ アレルスクリーン 50g/900円(税抜)/資生堂薬品
外的要因から肌を守り、クリーミィでみずみずしいヌード肌を保つ
肌に伸ばした途端に肌に溶け込み、セカンドスキンのようにフィット。親水性の高い保湿成分が肌の表面で水分をキャッチ。1日最適な潤い肌をキープしてくれる。タン・クチュール・バーム 30ml 1エレガント・ポーセリン/6264円(税込)ジバンシイ
山本浩未さん プロフィール
さまざまなメディアで大人気のヘア&メイクアップアーティスト。取り入れやすいメイクテクが、幅広い年代の女性に支持される秘密。