バリア機能の低下が肌荒れの原因

皮膚は本来、紫外線やウイルス、汚れ、花粉など外からの刺激を入らせないためにバリア機能を備え持っています。このバリア機能が通常に働いていれば、花粉の季節になっても花粉が入り込むことはありません。ただ、このバリア機能は摩擦や間違ったスキンケア、睡眠不足など様々な要因ですぐに低下してしまうのです。

そのため花粉症は粘膜症状として鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどが主ですが、ひどくなると肌のバリア機能が低下することによって、アレルギー症状としての肌の炎症(赤み)、かゆみが出現します。


バリア機能を高めるスキンケア

花粉を肌にアレルゲンとして認識させにくくするために「バリア機能を高める」ことが大切です。まずは乳液やクリームなどの油分により、皮脂膜を強化していきます。また水分保持力が高いセラミドなどの細胞間脂質やNMFを美容液で補って、肌の保湿力を高めておく必要があります。
敏感肌用の化粧品で優しく保湿

敏感肌用の化粧品で優しく保湿


“肌荒れをしているからスキンケアは最小限”と省いてしまうのは、さらに乾燥が進行するので逆効果です。肌のハリをもたらすコラーゲンや弾力線維であるエラスチンもどんどん減少し、たるみやシワまで引き起こしてしまいます。敏感肌になった時は、敏感肌用と書かれたシンプルな化粧品を選び、しっかりとケアをしましょう。

目、鼻、口など粘膜部分への入り口は特に炎症を起こしやすい部分なので、クリームやバームなどを持ち歩いてこまめに保湿をすると◎。目がかゆいからと擦ったり、涙をティッシュでゴシゴシ拭いたりとすると、目の周りの色素沈着に繋がるので注意が必要です。


花粉はメイクやマスクでしっかりガード

肌が敏感になっている時期はメイクも刺激物となりますので、最小限にしましょう。肌はリキッドファンデーションではなく、パウダータイプでサラッと仕上げると花粉が付着しにくくなります。メイクでガードすることに加え、花粉症の症状がひどい人は、外出時は帽子やメガネ、マスクなどで物理的に防御することをおすすめします。家に帰ったらすぐにクレンジング・洗顔でメイクと花粉を落とし、肌を休めてあげましょう。
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※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。