旅行前に知っておきたい中国のインターネット事情
中国でもスマホは日常の必須アイテムに。年々便利になるネットWi-Fi事情
<目次>
中国でスマホやタブレットは繋がる?
規制はあるけど注意点をおさえておけば大丈夫
- Yahoo! JAPANの検索(検索機能のみNG)
- LINE
- Google+、Gchat、 GmailなどGoogleサービス
- YouTube
- ニコニコ動画
- FC2ブログ
- アメブロ
- Flickr
- Dropbox
- Ustream
中国のインターネット事情、実はWi-Fi先進都市!?
中国でカフェは無料Wifi完備が普通だが、オーダー前に確認するのが無難
地元人御用達の極普通の食堂にも無料Wifiがあり、日本の端末も接続可
中国の主なWi-Fiスポット1 空港
北京空港のWi-FiIパスワード発行端末。ターミナル3以外はないので、その場合はインフォメーションでパスワードを聞こう
端末が見つからない場合はインフォメーションでパスポートを表示してパスワードをもらおう
中国の主なWi-Fiスポット2 ホテル、カフェ
スタバのWi-Fiを使用するには中国の携帯番号が必要
中国には中国キャリアと契約なしで使えるフリースポットが多い!「免費」は無料、「無銭上網」はWi-Fiを表す
■カフェ……Costa coffee、スターバックス(中国の携帯ナンバーが必要)、上島珈琲、SPR COFFEE 、Maan Coffeeといったチェーン系カフェだけでなく、個人経営のカフェでも大抵使用可能なことが多いです。チェーン系でない個人経営のほうが完全フリーWi-Fiで、日本のスマホやタブレットも使用可能。さらに顧客用に充電用コンセントも用意してあるお店が多数。プラグの形式は日本と同じなので(詳しくは「中国の電気・電圧・プラグ事情」をどうぞ)旅行者でもフル活用できます。
■ネットカフェ……近年「網【口巴】(ワンバー)」から「網珈(ワンカー)」と名前を変えた中国のネットカフェ。以前のただずらりとPCが並ぶ事務所のような空間から、今はコーヒーやスイーツも用意され、PC利用はもちろん、完全フリーWi-Fiが完備しているお洒落な空間に大変身。近年は高級化もすすみ、一晩で約1000元(16000円強)というホテル並みの値段のところも。日本語環境もあり、インターネットやメールチェックは可能ですが、日本語打ち込みができないケースも多いので注意してください。全国的にチェーン展開をしている「網魚網珈」のほか、北京では「猫鼬網珈」「【口多】【口多】網珈」「嘉嘉網珈」などが、上海では「789網珈」「杰拉網珈」などが有名です。
ホテルやカフェ以外でも、最近では「Wi-Fiがないと、お客さんが来ない」という理由から、レストランやマッサージ店、ショップなども、サービスの一環としてフリーWi-Fiを設置するところが増えてきています。お客さん達がスマホやPCを利用しているようだったら、店員さんに「Wi-Fiありますか?」(有Wi-Fi【口馬】/ヨウ・ワイファイ・マ?)と訊ねてみましょう。ということで、次は中国語講座・Wi-Fi版をご紹介します!
中国の無料Wi-Fiの使い方
中国でもWi-Fiの表示は英語なので、日本人でも一目瞭然
「Wi-Fiありますか?」……有Wi-Fi【口馬】?(ヨウ・ワイファイ・マ?)
「あります」……有(ヨウ)/「ありません」……没有(メイヨウ)
「どれですか?」(Wi-Fiネットワークを選択する際、画面を見せながら)……是【口那】个?(シィ・ネイガ?)※ネイガのネイは低音で。
「ここにIDとバスワードを書いてください」(紙と鉛筆を渡して暗証番号を書いてもらう場合)……請告訴我用戸名和密碼(チンガオスウォー・ヨンフミン・ホー・ミーマー)
「暗証番号を入れてください」(直接入れてもらう場合)……請★我輸入密【石馬】(チン・バンウォー・シュール-・ミーマー)
★……邦と巾を上下に
中国で使える海外用Wi-Fi
成田空港の海外用Wi-Fiレンタルカウンター。出発前でも手続きOK
2019年1月現在、中国で使える海外用Wi-Fiルーターを提供しているのは主に下記の3社です。3社とも中国政府の規制を回避するプランを用意しているので、中国でもGoogle検索やLINE、Instagramなどを利用することができます。 海外用Wi-Fiの注意点は、単純なレンタル料金だけでなく、「受渡手数料」など様々な名目で別途料金がかかることです。各社詳細までしっかり確認して、使用目的にあったプランを選択しましょう。なお、Wi-Fiルーターは盗難にあいやすいので、しっかり管理することをお忘れなく。心配な場合は、各社オプションで提供している“安心補償制度”に加入したり、海外旅行保険に加入したりして、対策するという方法もあります。
中国の携帯電話の基本情報
中国人のスマホ中毒は日本以上!? スマホ環境も年々充実
北京空港の無料インターネットエリア。端末が用意されていて自由に利用できる
まずキャリアのショップ(営業庁)へ行ってSIMカードを購入します。以前は売店などで簡単に入手できたのですが、今は実名登録制なので、パスポート提示が必須です。セキュリティは店舗によって様々ですし、設定の際、店頭のスタッフに端末を渡さなければならない場合も。新規登録の際は、現地の友人などと一緒に行くのが無難ですが、最終的には自己責任でご利用ください。支払は先払いと後払い(プリペイド)がありますが、手続きの煩雑な後払いより先払いが一般的。通話料の支払いはショップ(営業庁)だけでなく、コンビニなどでも行えます。
中国のインターネット・Wi-Fi事情のご案内はここまでです。各都市の情報「北京のインターネット・Wi-Fi事情」、「上海のWi-Fi事情」、「マカオのWi-Fi事情」も併せてどうぞ。香港やマカオは、中国大陸と異なり、ネットアクセスの規制などはなく、さらに自由に楽しめます。
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