旅の前に知っておきたい中国のネット・Wi-Fi事情
中国でもスマホは日常の必須アイテムに。年々便利になるネットWi-Fi事情
近年、「
中国のWi-Fiはどうなっているの?」と聞かれることがぐっと増えました。今や情報収集の手段としてスマホやタブレットは欠かせないツール。旅先だからこそWi-Fiがつながるかどうか、気になりますよね。このページではみなさんの疑問を一気に解決できるよう、中国のネットWi-Fiのあれこれをご案内します。
中国でスマホやタブレットは繋がる?
規制はあるけど注意点をおさえておけば大丈夫
中国というと「ネット環境はだいじょうぶ?」とよく聞かれます。実際、中国では一部のサイトへのアクセスが制限されています。日本人のみなさんに関係するものとしては……
- Yahoo! JAPANの検索(検索機能のみ)
- LINE
- Google+、Gchat、 GmailなどGoogleサービス
- Twitter
- FaceBook
- YouTube
- ニコニコ動画
- FC2ブログ
- アメブロ
- Flickr
- Dropbox
- Ustream
- Instagram
こんなふうに、海外のSNSや動画配信サイト、動画共有サイトの多くは、制限がかかっていてアクセスできません。しかも制限されるサイトはその時々で変化しています。2018年3月現在、GoogleとYahoo! JAPANの検索機能がつながらず、中国にて日本語検索するのがとても不自由な状態です。下記の検索サイトは2018年3月現在、アクセスできます。
さらに、一部検索できないワードもあります。日本の検索エンジンで検索していると、突然アクセスが遮断され、一定時間、検索エンジン自体に接続不能になることも。「あれ?」と思って何度もしつこくNGワードを入力し続けると、一定時間あらゆる海外のサイトにアクセスできなくなることもあるので要注意です。
中国のネット事情、実はWi-Fi先進都市!?
中国でカフェは無料Wifi完備が普通だが、オーダー前に確認するのが無難
ネットアクセス関しては制限のある
中国ですが、Wi-Fi環境に関しては、実のところ中国は先進国です。
北京や
上海、
広州といった大都市やもちろん、地方の中堅都市でも町のあちこちで無料のWi-Fiスポットが見つかりますし、内陸の未開発な地域でも観光地であれば、ホテルやユースホステル、カフェではWi-Fiサービスを提供しています。
地元人御用達の極普通の食堂にも無料Wifiがあり、日本の端末も接続可
しかも、こちらの無料Wi-Fiは事前契約が一切不要な“フリースポット”がメインなので、無線LAN機能さえあれば、日本のスマホやタブレット、PCでも無料接続が可能です。なので、いざという時はホテルのロビーやカフェのフリースポットを探して一時使用することも可能。旅行者にとっては喜ばしい環境です。
>>>次のページではWi-Fiスポットや使い方をご紹介します。