スキンケア/スキンケア実践テクニック

余った化粧品の再活用アイデア……捨てる前にチェック!

使い切れずに余った化粧品、自宅にけっこう残っていませんか? その後もずっと使わないかもしれないのに、もったいなくてなかなか捨てられない……なんて人も多いようです。そこで、ちょっとしたコツによってきっとまた使いたくなる技をご紹介します!

大貫 未記

執筆者:大貫 未記

スキンケアガイド

余った化粧品はどうすべき? 捨てるなんてもったいない!

余った化粧品の使い方

余ったコスメ、あなたはどうしていますか?

次々に化粧品が発売されるなか、新しいものを手に入れて、ドキドキしながら使って、どんどんキレイになっていく。それが女性の愉しみのひとつでもありますよね。

そのいっぽうで、最後まで使い切れなかったもの、肌に合わなかったもの、流行が変わって出番がなくなったものなどが手元に残っていたりしませんか?

捨ててしまうのはもったいない気もするし、いつか何かの役にたつかもしれない。とはいえ、結局は単にしまいこんでいるだけということも珍しくないでしょう。そこで今回は、それらの化粧品の使い道アイデアを提案しようと思います。
 
<目次>
 

美容オイルと混ぜて使う!

ここ最近、多くのブランドから美容オイルが続々登場していますが、単品で使うだけでなく、手元に残っているスキンケアと混ぜて使うのも、実はかなりおすすめです。

1 余った化粧水をブレンド
オイル特有の質感が苦手な人は、余っている化粧水と混ぜてみましょう。顔全体に使うくらいの化粧水に、オイルは1~2滴。オイルのベタベタした感じがなくなり、ぐっと使いやすくなるはず。

2 余ったクリームをブレンド
オイルとクリームを混ぜてから顔全体にのせると、驚くほど肌がふっくらしてツヤ感も一気に増します。混ぜる分量はテクスチャーの好みに応じて自在に。完全に混ざりきらなくても心配ありません。
 

3 余ったボディミルクをブレンド
顔用のオイルをボディにも……。そんな贅沢はなかなかできませんが、余ったボディミルクに混ぜてみてはどうでしょうか。オイルのエイジング効果による、ハリ感やツヤ感はさすが! 捨てようと思っていたボディミルクが、極上のボディケアへ昇華します。

ひじ・ひざ・かかとのケアに!

ボディのパーツケアに重宝するものが多いんです!

ボディのパーツケアに重宝するものが多いんです!

ひじ、ひざ、かかとは、乾燥や摩擦などによって、粉をふいたり、硬くゴワついたり、黒ずんだりしがち。これらをケアするための専用コスメもありますが、出番がなくなったアイテムもあなどれません。

1 余った角質ケアでつるっつる
顔の古い角質を取り除くアイテムが余っていませんか? 角質ケア洗顔料、ピーリング、ピールオフマスク、拭き取り美容液など、顔に使うにはちょっと刺激が強かったものでも、ひじやひざ、かかとには問題なく使えることが少なくないのです。たった1回で、ゴワつきやくすみを解消できることも。

2 余ったシートマスクでしっとりなめらか
ひじ、ひざ、かかとなどの形や大きさに合わせて、シートマスクをハサミでカットしてペタッと貼るだけ。1枚のシートマスクであちこちの部位をケアできます。シートマスクには、保湿系、美白系、エイジングケア系などありますがどんなものでもOK!
 

「即席入浴剤」として活用する!

捨てようと思っていたコスメを、思い切ってお風呂のお湯に入れてしまうのも手。単にさら湯に浸かるよりも、お風呂上がりの肌が乾燥しにくくなります。(化粧品の成分がバスタブに影響を与える可能性もゼロではないので、入浴後はすぐに掃除しましょう)

1 余った化粧水を注ぐ
お風呂のお湯に入れる量はお好みで。ボトルに残っている量をすべて入れてもいいでしょう。テクスチャーが好みではなかった化粧水でも、この方法なら気にせず使い切れます。保湿効果や美白効果のあるタイプがおすすめ。

2 余ったボディオイルを混ぜる
お湯と完全に混ざり合う(溶ける)わけではありませんが、様子を見ながら少しずつ入れて入浴を。ボディのすみずみまでオイルのベールで包まれるような実感があります。また、アロマオイル配合ならその香りが優しく漂い、癒し効果も期待できます。
 

塗る部位を変えてメイクバリエを広げる!

捨てなくてもアレンジ使い可能なメイクコスメも!

捨てなくてもアレンジ使い可能なメイクコスメも!

色や質感がちょっと今っぽくない。そんな理由でお蔵入りしているメイクコスメは、本来の使用目的とは異なる使い方をする手もあり!

毎日同じになりがちなメイクが、いつもと違う仕上がりになるのも大きな魅力です。

1 余った口紅をチークとして
もっとも手軽にできるのが、口紅をチークとして使用すること。スティックから指先に色をとって、頬にとんとんと自然にぼかしこみましょう。唇に塗るには抵抗があった色も頬の血色にはぴったりだったり、口紅の質感がパウダーチークより持ちがいいこともあるのです。

2 余ったファンデをボディパウダーとして
手元に残っているパウダリーファンデやフェイスパウダーは、かつて流行したパール感強めのものではありませんか? そんなキラキラ系が余っているなら、デコルテや肩、脚などにぜひ! ボディの色ムラを自然にカバーできるうえ、エレガントなツヤ感を添えられます。スポンジやパフではなくブラシでのせ、ふわっと軽やかに仕上げるのがコツ。

以上、余ったコスメを活用する方法を紹介しましたが、各メーカーが効果や安全性を確認している範囲ではないかもしれません。また、化粧品は一度開封すると、酸化したり雑菌が繁殖したりして劣化が進みやすいもの。これらのことを念頭に置きながら、自己責任で楽しみましょう。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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