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パリ・オペラ座 エルヴェ・モロー インタビュー!(5ページ目)

パリ・オペラ座バレエ団エトワール、エルヴェ・モローが自身の企画『Stars in the Moonlight 月夜に煌めくエトワール』をもって来日公演を実現! 共演にマチュー・ガニオ、ドロテ・ジルベールを迎え、豪華ステージを繰り広げます。ここでは、来日公演を控えたモローにインタビューを敢行。ステージへの想いをお聞きしました。

小野寺 悦子

執筆者:小野寺 悦子

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パリ・オペラ座での公演に加え、カンパニー外の活動にも積極的に取り組んでいます。年間どのくらいの作品に出演されているのでしょうか?

モロー>時期にもよりますし、ツアーがあるかないかでかなり違ってきます。それに、私の場合ケガで休んでいた時期も長かったので……。ざっくりいうと、年間で30~40作品くらいでしょうか。

ダンサーの生活というのは非常に特殊かもしれません。ひとつの作品を踊るために要するリハーサルの時間が非常に長いので、その分実際に舞台に立つ機会が少ないのは残念な部分です。すでに踊ったことがある作品であったとしても、時間が空いてしまうとまたリハーサルが必要ですし、パートナーとの調整ももちろん必要です。しばしばパートナーが変わることも多く、オペラ歌手の方が今日はカルメンを、明日は椿姫を演じる、というようにはなかなかいかないですね。

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 エルヴェ・モロー/マチュー・ガニオ(C)Ann Ray


国外の仕事やツアーも多く、プライベートの時間を確保するのは大変なのでは? 

モロー>クラシックの大作に取り組んでいるときはフィジカル面でキツイことが多かったり、役によっては少しのシーンでも身体にずしんとくることもあります。そういうときはまっすぐ家に帰り、食べて寝て、ひたすら次の日に備える感じです。

もちろんダンス・アーティストとして、バレエの外の世界で受ける刺激で自分を豊かにすることも大事だと思います。オペラ座にいるときは自分はダンサーです。けれどオペラ座を出て、ダンサーでないときの自分というのはインプットを受ける側。何か創作的なことを考えるような瞬間はありますが、クリエイターであってもダンサーではないですね。

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『ラスト・ヘブン』リハーサル(C)Kotoko Hamada



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