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パリ・オペラ座 エルヴェ・モロー インタビュー!(3ページ目)

パリ・オペラ座バレエ団エトワール、エルヴェ・モローが自身の企画『Stars in the Moonlight 月夜に煌めくエトワール』をもって来日公演を実現! 共演にマチュー・ガニオ、ドロテ・ジルベールを迎え、豪華ステージを繰り広げます。ここでは、来日公演を控えたモローにインタビューを敢行。ステージへの想いをお聞きしました。

小野寺 悦子

執筆者:小野寺 悦子

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今回発表される世界初演作に、中村恩恵振付作『ツクヨミ』があります。中村さんとはもともとお知り合いだったそうですね。

モロー>中村恩恵さんとはじめて会ったのは2001年のこと。イリ・キリアンの作品がオペラ座のレパートリーに加わることになり、そのときキリアンが助手として連れてきたのが恩恵さんでした。彼女がそれまで踊ってきたキリアン作品を私たちに教えてくれたり、自身の経験を踏まえいろいろなアドバイスをしてくださいました。

そのときの彼女の仕事が非常に強い記憶として私のなかに残っていました。最近は日本で振付家としての活動もされていると聞いていたので、今回日本で公演を行うにあたり、私たちのために作品をつくってもらえないかとお願いした形です。それに、一作でも日本と直接関係のある作品を日本のお客さまにおみせできたらという想いもありあました。今回『ツクヨミ』というテーマを見つけ、恩恵さんに話したところ、ぜひということで快くお引き受けいただきました。

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エルヴェ・モロー
 

どのような作品になりそうですか?

モロー>恩恵さんに頼んだ時点で私の頭の中に描いていたイメージがありましたが、実際スタジオでは彼女にお任せする感じで自由に振付けしてもらいました。現在リハーサルの最中ですが、予想していたものよりはるかに美しい作品になりつつあります。そうした意味で、私は本当に恩恵さんの仕事のファンなんです。

彼女の素晴らしい点は、動きのなかに非常に詩的な広がりがみられ、それを私たちに与えてくれること。そしてひとつひとつの振付に意味を感じさせてくれること。意味というのは必ずしも観ているお客さまがすぐ解読できるものではないかもしれません。けれど、全てがわかることが良いとは限りませんしね。しかしそういった何らかのものが感じられることは、ダンサーにとって非常に重要なことです。

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