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『En Piste』ダニエル・ラリュー インタビュー!(6ページ目)

ドミニク・ボワヴァン、パスカル・ウバン、ダニエル・ラリュー。1980年代にフランスで生まれたヌーヴェル・ダンスを牽引してきた3者が、『En Piste-アン・ピスト』をもって来日を実現! お馴染みのフレンチ・シャンソンとともに、かつてないエスプリの世界を描きます。ここでは、出演者のひとり、ダニエル・ラリューにインタビュー。作品への想いについてお聞きしました。

小野寺 悦子

執筆者:小野寺 悦子

バレエガイド


プロフィール


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(C)Benjamin Favrat

ダニエル・ラリュー
マルセイユ生まれ。1980年代初頭より振付家/ダンサーとして活動開始、1982年に振付の独自性が評価されバニョレ国際振付コンクール賞受賞。1994年~2002年トゥール国立振付センター芸術監督として多彩な作品を創作してきた。1989年『風の薔薇』(関内ホール)と1996年『デルタ』(神奈川県民ホール)にて来日。プールの中で踊る『Waterproof-ウォータープルーフ』(1986映像作品、2006再演)、流氷の上で踊る『Ice Dream-アイスドリーム』(2010)など、従来の枠にとらわれず、劇場以外の“場”を敢えて選ぶことも多い。社会に対して鋭いまなざしを向けつつ、自身の振付に造形美術や舞台美術、音楽を巧みに出会わせ、大胆な試みに挑戦し続けている。


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(C)Olivier Bonnet

ドミニク・ボワヴァン
1978年に処女作『Quelle fut ta soif?』でバニョレ国際振付コンクールのユーモア賞を獲得。アンジェ国立振付センターでさまざまなダンサーと出会い、1981年カンパニーBeau Gesteを設立。ダニエル・ラリューのAstrakan、フィリップ・ドゥクフレによるDCAにも参加する。『ワタシなりのダンスの歴史』(1994初演)をはじめ数々の作品を発表する一方で、リヨン・オペラ座バレエに『くるみ割り人形』(2001)を振付、パスカル・ウバンのNon de Nomと共に『bonté divine』(2003)を発表するなど精力的な活動を続けている。『ワタシなりのダンスの歴史』で1998年(ランドマークホール)、2003年 (ACM劇場、青山円形劇場)に来日。


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(C)Florence Goupil

パスカル・ウバン
1987年にカンパニーNon de Nomを設立、ダニエル・ラリューやフィリップ・ドゥクフレのもとでダンサーを務める。『Nota Bene』(1987)、『Chants』(1989)で聾唖の俳優に手話を用いて振付した経験が、言葉と動きとの関係性への関心に繋がり、「シャンソンで踊る」という世界に導かれていく。ソロ作品の創作、ドミニク・ボワヴァンをはじめとするさまざまなアーティストとのコラボレーションを重ねるほか、2002 年から『Aujourd’hui à deux mains(今日の手仕事)』と題し、苗木屋、パン屋、戦闘機のパイロットなどさまざまな職人たちの道具を用いない動きを映像におさめる実験研究を展開、2009年には同プロジェクトをインスタレーション作品として発表した。


公演情報

『En Piste-アン・ピスト』
日程:2015 年11月6日(金)19:00、7日(土)15:00
チケット:一般:4,000円、U-25:2,000円(公演時25歳以下対象。要身分証明書) ※全席指定・税込
会場:彩の国さいたま芸術劇場 小ホール
構成・振付・出演:ドミニク・ボワヴァン、パスカル・ウバン、ダニエル・ラリュー
http://www.saf.or.jp/stages/detail/3052



使用シャンソンリスト

「Faut Tout Ça(フォ トゥ サ)」 レ・フレール・ジャック
「Le p’tit bal perdu/失われた小さなダンスホール」 ブールヴィル
「Les loups/狼たちはパリに侵入した」 セルジュ・レジアニ
「Mon enfance/私の幼いころ」 バルバラ
「On s'aimera/愛する時」 レオ・フェレ
「Ces petits riens/ささいなこと」 セルジュ・ゲンスブール
「Mirza(ミルザ)」 ニノ・フェレール
「Les paradis perdus(失楽園)」 クリストフ
「L'homme à la moto/オートバイの男」 エディット・ピアフ
「Avec le temps/時の流れに」 レオ・フェレ
「Bobo Léon(ボボ レオン)」 ボビ・ラポワント
「Les Marquises/遥かなるマルキーズ諸島」 ジャック・ブレル
「Requiem pour un con/馬鹿者のためのレクイエム」 セルジュ・ゲンスブール
「Il patinait merveilleusement/彼はスケートが上手い」 レオ・フェレ
「Il n'y a plus rien/もう何もない」 レオ・フェレ
「Non non rien n’a changé(ノンノン…)」 レ・ポピー


チケット取り扱い:
SAFチケットセンター
0570-064-939
(彩の国さいたま芸術劇場休館日を除く10:00~19:00)
http://www.saf.or.jp

イープラス http://eplus.jp

チケットぴあ http://t.pia.jp
0570-02-9999(音声自動認識/Pコード:445-686)

ローソンチケット http://l-tike.com/
0570-000-407(オペレーター対応)
0570-084-003(Lコード:36567)



問い合わせ:
SAFチケットセンター 0570-064-939
(彩の国さいたま芸術劇場休館日を除く10:00~19:00)


※ データは2015年10月13日現在のものです。
内容は変更になる場合があります。

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