「コルドバ歴史地区」への道
オレンジのパティオから見たメスキータの城壁とアミール。シンプルだが均整がとれていてとても美しい
ユダヤ人街、花の小路。小路の先にアミナールが見える
コルドバはセビリアから直線距離で約120km、マラガから約130km、マドリードから約300km、バルセロナから約700km。
■周辺の世界遺産
メスキータ、オレンジのパティオ
また、コルドバの東130kmには「ウベダとバエーサのルネサンス様式の記念碑的建造物群」のウベダやバエーサがある。
マドリードに入る人は「マドリードのエル・エスコリアル修道院とその遺跡」「アビラの旧市街と城壁外の教会群」「古都トレド」「セゴビア旧市街とローマ水道橋」「歴史的城壁都市クエンカ」「アルカラ・デ・エナレスの大学と歴史地区」「アランフェスの文化的景観」などが近い。
バルセロナには「アントニオ・ガウディの作品群」と「バルセロナのカタルーニャ音楽堂とサン・パウ病院」がある。
「コルドバ歴史地区」のベストシーズン
ローマ橋の夜景。右正面奥、丘の上に立つ建物がメスキータだ
雨が集中するのが11月と12月で、年間降水量の半分がこの時期に降る。それ以外のシーズンに雨は少なく、降水量を見ても東京よりずっと少ない。特に6~8月は非常に乾燥する。
パティオで花を楽しむなら春がベストシーズンで、5月には2週間にわたってパティオ祭りが開催される。当然ながらその分、観光客も多い。食べ物のおいしい秋やサッカーのリーガ・エスパニョーラのシーズン(8~翌5月頃)等々、趣味に合わせてもよいだろう。
世界遺産基本データ&リンク
こちらも円柱の森。冒頭の写真と違ってこちらの天井は木造だ。時代が古いものほどデザイン的にも素材的にもすぐれており、近年増築された部分ほど粗雑になっているという
メスキータ、ビリャビシオサ礼拝堂
登録名称:コルドバ歴史地区
Historic Centre of Cordoba
国名:スペイン
登録年と登録基準:1984年、1994年拡大、文化遺産(i)(ii)(iii)(iv)
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- スペイン政府観光局(日本語公式サイト)