価格の面からみて、
あなたに合った中古マンションの築年数は何年?
「価格の安さ重視」というあなたでしたら、築31年超の物件を検討する手があるでしょう。このくらい古いマンションは都心の好立地にある物件が多く、都心居住も夢ではありません。ただし、住宅ローンを借りる場合は借りにくい(築年数でみる、あなたに合うマンション2で説明)とか、古い分建物の構造・性能が心配(築年数でみる、あなたに合うマンション3で説明)とか、維持・管理の状況を要チェック(築年数でみる、あなたに合うマンション4で説明)とか、気になる点が結構ありますので、それらの説明を読まれた後に最終結論を出だすのがいいと思います。「新築のように新しく、しかも新築よりは安い」というあなたは、築10~15年以内を選ぶのがいいでしょう。この場合は新築も並行して探し、両者を比較検討するのがいいと思います。比較検討する主な項目としては、価格と建物の構造・性能、設備・仕様、間取り(築年数でみる、あなたに合うマンション3で説明)です。中古については、維持・管理の状況も要チェック(築年数でみる、あなたに合うマンション4で説明)です。
「新しさもそこそこ、割安感もそこそこ」というあなたは、築16年~25年を選ぶのがいいでしょう。ただし、この築年数のゾーンにある中古物件は都心で比較的規模の大きい魅力的な物件の数は多くありません。というのは、供給時期が1987年から始まって1991年に崩壊したバブル期と重なり、地価の高騰で都心の好立地の用地取得が困難で供給数が減少したためです。また、そこそこ古い分建物の構造・性能が心配(築年数でみる、あなたに合うマンション3で説明)とか、維持・管理の状況(築年数でみる、あなたに合うマンション4で説明)とか、おさえて置くべき点もありますので、それらの説明を読まれたのちに、結論をだすのがいいと思います。
ここまでの結論を表にまとめると、
次回は、住宅ローンの金利、返済期間などローンの組みやすさについて築年別の違いを見ていきましょう。
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