- 価格
- 金利、返済期間など住宅ローンの借りやすさ
- 構造・性能といった住宅のつくり
- 品揃えの豊富さ
- 維持・管理の状態
- 青田買い、オープンルームなど買い方
自分に合うマンションのタイプを見分けるには、まず、築年ごとにどんな違いがあるかを知ることが第一歩です。これから5回に分けて、1~5の項目順に違いをご説明していきます。1回目の今回は、「価格」から見ていきましょう。
築年数が経つと価格はどう変化する?
築16年超が中古としての割安感あり
図表1は中古マンション成約物件の築年別平米単価です。これを見ると、実際に売却された中古マンションの築年別の正味価格が分ります。築年数が古くなると、それに伴い価格は低くなりますが、下落率は築16年以降一段落して緩やかになります。(資料:東日本不動産流通機構「築年数からみた首都圏の不動産流通市場」)
また、図表2は中古マンション成約物件の築年別比率ですが、築16年以降の物件の比率が51パーセントとなっています。わずかではありますが、古くても価格が下がりきって買いやすくなった、築16年以降の物件の成約シェアが高いという事実が明らかです。
(資料:東日本不動産流通機構「築年数からみた首都圏の不動産流通市場」)