中年体型の決め手! タレ胸&タレ尻
体型のお悩みでトップにくるのが、バストの“たるみ”とヒップの“たるみ”。女性らしさを象徴するバストとヒップがどんどん垂れ下がることで、見た目年齢がぐっと老けこみます。
“たるみ”の主な原因は筋力の低下。毎日、椅子にじっと座ってのデスクワークや電車移動、車移動をしているとなかなか動く機会がないですよね。筋肉が使われないと全身の筋肉をつなぐ筋膜の動きが少なくなり、皮下組織の動きも悪くなることで皮下脂肪が蓄積されていきます。動きがないままで皮下脂肪が多くなると“たるみ”になっていくのです。
こんなところに潜んでいる! たるみリスクを回避!
■いつものデスクワークや家事でバストにたるみが!キーボードやマウスを使うデスクワークや料理、洗い物をしている姿を想像してみてください。肩が前へ入り込んだ前かがみ姿勢で、そのままずっと同じ動作をしていますよね。この前かがみ姿勢を長時間続けることで、大胸筋をゆるめハリのないバストにしてしまうのです。
【改善ワンポイント】
30分以上同じ姿勢が続いたら、深呼吸をしながら伸びをしましょう。
このときに胸を大きく開いて呼吸をするのがポイント。また、深呼吸は副交感神経を活性化しリラックス効果もありますよ。
歩いているとき、ふと気がつくと地面ばかり目に入っていませんか?うつむき姿勢は広背筋や大胸筋が縮んでバストが下がり、背中にぜい肉がつきやすくなります。さらには、腰が落ちて大殿筋がうまく使えていない歩き方になってしまってタレ尻になってしまいます。また、うつむき姿勢は顔のたるみにも直結。ネックラインのしわにもつながるので、要注意です。
【改善ワンポイント】
歩くときはいつもより歩幅を広く大股歩きを意識し、お尻までしっかり動いているのを確認しましょう。顔を上げ、あごを軽く引いて頭をまっすぐすると背筋が伸びやすく、顔のたるみ防止、ネックラインのしわ防止にもなります。