顔がこわばるのはストレスが原因?
顔がこわばるのはストレスが原因
顔がこわばるのは社会的要因のストレスも起因
顔のこわばりには日常のストレスが関係している
日常で、ストレスの慢性要因のひとつとして真っ先に挙げられるのが通勤ラッシュ。気持ちよく朝を迎えられたはずなのに、改札口からホームまでの階段やエスカレーターで人とぶつかったり、満員電車内で押し潰されそうになったり、ギュウギュウの座席で隣の人に不快な表情をされたり……。これらをイメージしただけでも何だかネガティブな気持ちになってしまいます。
また、現代社会において、PC・スマホの使用は日常茶飯事です。集中し過ぎて、ふと気づくと暫く眉間に皺を寄せた「しかめっ面」だったり、ずっと無表情だったなど、という経験はありませんか? 顔面疲労にこれらの社会的要因が加わると、加齢・老化による衰えだけでなく、心の健康まで脅かしかねません。さらに、いつの間にか表情が強張り、怒っていないのに「怒っているのかしら?」と周囲にも心配をかけてしまいます。
顔に違和感……顔のこわばりの具体例
では、顔にどのような疲労反応が表れるのかというと…
・上瞼が重い、だるい
・すぐ眠たくなるようになった
・よく下瞼がピクピクする
・上唇挙筋(上唇と鼻翼を引き上げる筋肉)が思うように動かない
・無意識のうちに歯をくいしばったり、口元を引き締めている
・笑顔がひきつる
・無表情になりやすい
……など上記は一例で、まだまだあります。
このような疲労反応を放っておくと、顔面疲労そのものだけでなく、美容の面でも悪影響です。そこで、顔面疲労を予防する、今から簡単に取り組めるセルフケアをお伝えします。
顔のこわばりセルフケア1:顔ツボ指圧&ヨガ
2点を指圧しながら、上瞼に力を入れ、薄目にします。
1. まず、中指を眉頭(眼の疲労が一番蓄積する攅竹)、人差し指を瞳子りょう(目尻の外側斜め下にあるわずかな骨のくぼみ)の上に置きます。
2. 丹田腹式呼吸を行い、息を吐きながら2点を指圧し、薄目(上瞼に力を入れる)でキープします。
3. 息を吸いながら、ゆっくり指を緩めます。
4. これを5セット繰り返します。
顔のこわばりセルフケア2:表情筋トレーニング
「ウ、イ」と発音をして、表情筋トレーニングに。
1. このトレーニングも丹田腹式呼吸と合わせて行います。顔を上げ、天井を見て、息を吐きながら顔全体の筋肉を使ってオーバーな表情で「ウー」と発声します。息を吐き出したら、息を吸いながら表情も戻します。
2. 次に、顔を上げたまま、息を吐きながら顔全体の筋
肉を使って、オーバーな表情で「イー」と発声します。息を吐き出したら、息を吸いながら表情も戻します。
3. これを5セット繰り返します。
ストレスで顔のこわばりを引き起こす前に! いい生活習慣を
いかがでしたか? ストレスを蓄積してしまうと呼吸は浅くなりやすい傾向にあります。このセルフケアを行うときは雑念を払い、深い腹式呼吸と一緒にリズミカルに行うことが大切です。疲れが溜まっている時だけではなく、自然な流れで皆さんの習慣になることを願っています。自分の感情を上手にコントロールして活き活きとした表情でお過ごし下さい!