肩こりがある人は、テカりも気になる?

「今日は、やけに顔が脂っぽいなぁ」と感じる日はありませんか?

「今日は、やけに顔が脂っぽいなぁ」と感じる日はありませんか?

鏡に写った顔を見て、「何だか鼻がテカテカ脂っぽいなぁ……」と感じる日はありませんか? 女性の場合、顔のテカりはお化粧のノリにも影響しますよね。顔の皮脂分泌が増える原因は様々ですが、実は、肩こりが起きやすい状況と顔のテカりには、意外な共通点があります。

脂っぽいテカテカ顔と肩こりにどのような関係があるのか……。それに関係しているのは日常のストレスです。

ストレスが強いと悪化しやすい肩こり症状

仕事のミスや対人関係の悩み、休みが取りにくく心も体も安らげない状態が続くと、毎日の緊張感からストレスがたまってしまいます。

ストレスが強く、頑張らなくてはと気を張っている状態は、体を活動的に機能させる「交感神経」が優位な状態です。

交感神経優位な状態が続くと、リラックスモードへの切り替えが上手くできなくなり、体調を崩してしまうことが増えます。体に出る具体的な影響としては、背骨を支える筋肉の緊張が解けないことで、首、肩周りの筋肉が凝り固まり、肩の力が抜けにくくなってしまうことがあります。リラックス状態を促す副交感神経も乱れてしまい、肩こりも悪化しがちです。

ストレスが原因で顔のテカり・脂っぽさが悪化することも

上記のような、肩こりが起こりやすい「交感神経優位」の時、交感神経支配である立毛筋(りつもうきん)の収縮が起こります。これにより促進されるのが、皮脂の分泌です。肩こりがツラくなりがちな自律神経の乱れが生じた際に、同時に顔の脂っぽいテカテカが目立ちやすいのはこのためです。

立毛筋には、本来、体温を保つという役割があり、皮脂にも肌を守る大切な働きがあります。しかし、交感神経優位になりリラックスできない状態が続くと、肩こりが悪化したり、顔のベタつきが不快に感じることが増えてしまうかもしれません。

肩こり予防・テカり予防には、ゆっくり休息が一番

皮脂の分泌は午前よりも午後に多いと思います。もし、朝目覚めた時に普段よりも顔が脂ぎってベタつき、鼻がテカテカしているような場合は、肩こりになりやすい、または悪化しやすい可能性があります。「緊張が解けにくいコンディション」であると考え、心と体を追い込まないように、一日の過ごし方を考えてみるのがよいでしょう。

すでに肩こりが酷く、痛みが気になっているケースでも、それがストレスとなり皮膚の脂っぽさに繋がることがあります。肩こり症状のつらさが和らぐように、早急に対処して、不快感や痛みを感じる頻度を減らすことを目指してください。

肩こり・テカり対策に! 緊張をほぐすリラックス体操

自律神経の働きが乱れている可能性がある人や、肩こり、顔の脂っぽさが気になる人は、肩周りや背中をリラックスさせ自律神経のバランスを整いやすくすることが大切です。筋肉のコリも和らぎ肩の力が抜け、気持ちがホっと落ち着くようゆっくりと動かしていきましょう。

行う前に深呼吸を3回繰り返すとよりリラックスしやすくなります

行う前に深呼吸を3回繰り返すとよりリラックスしやすくなります

1. 鼻で空気を吸い込みながら、両耳と両肩を近づけるように、肩を3秒間すくめます。すくめた両肩の間に頭をぴたりとはめ込むようなイメージです。

最初はうまく出来ないという人も焦らず続けてみましょう

最初はうまく出来ないという人も焦らず続けてみましょう

2. 口からゆっくりと息を吐きながら肩の力を抜きましょう。「1」「2」を3回繰り返します。


肩こりが酷いと動かす際に硬さを感じるかもしれませんが、無理せず少しずつ行いましょう

肩こりが酷いと動かす際に硬さを感じるかもしれませんが、無理せず少しずつ行いましょう

3. 左右の肩先に指を当てたまま、左右の肘を交互に大きく円を描くように動かします。腕の付け根と肩甲骨を意識して、可能な限り大きく肘を動かしましょう。(左右1セットを3回。反対回しも同様に)

肩こりの影響で真上に腕が上がらない場合がありますので、可能な範囲で行います

肩こりの影響で真上に腕が上がらない場合がありますので、可能な範囲で行います

4. 最後に鼻から空気を吸い込みながら、両手を天井方向へ挙げ背スジを伸ばしましょう。口からゆっくりと息を吐きながら力を抜き腕を下ろしましょう。(1~3回)


体操によるリラックス法の他にも、顔のテカテカが気になる間は、甘いものや油を多く使ったメニューを控えるなど、食事内容を気をつけたり、ストレス解消につながるべく「自分の時間」を大切にする、睡眠時間をしっかり確保するなども有効です。できることを少しずつ取り入れてみてはいかがでしょうか。


■参考資料

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