美しいハーダンガー刺繍とは?
北欧の手芸や裁縫の文化、テキスタイルやファブリッックのデザインに興味のある方であれば、ノルウェー発祥の「ハーダンガー刺繍」を耳にされたことがあるかもしれません。ハダンゲルフィヨルド地帯でうまれた、世界的にも有名な民族刺繍の技術です。日本でも、テキストブックや刺繍レッスンが開催されており、女性向けのラフスタイル雑誌でもよく特集されています。ハーダンガー刺繍は、区限刺繍の一種です。平織りの布に、穴の開いた幾何学模様が特徴的。まるでレース編みのような美しい繊細な出来上がりで、コースター、テーブルクロス、エプロン、本に挟むブックカバーなどが作られています。ノルウェーでは、もともとは民族衣装に使用されていたもので、手縫いが基本のため、プロが仕立てる作品はすぐに注文の予約で一杯になります。
各地で開催される蚤の市やヴィンテージショップでは、ハーダンガー刺繍が高値で販売されていることも。ハダンゲルフィヨルド地帯では、ホテルやショップで販売されていることもあるのでお土産として購入が可能です。
「オスロ蚤の市へのアクセス」
ハダンゲル民族博物館が主催する人気レッスン
フィヨルド観光の際に、特別プランとしておすすめしたいのが、ウトネ村にあるハダンゲル民族博物館が主催するハーダンガー刺繍レッスンです。ノルウェー国内唯一のハーダンガー刺繍の資料を数多く保管・展示している博物館で、世界中からの刺繍ファンが訪れます。「ノルウェーのフィヨルド旅、可愛いウトネ村」
「ノルウェーデザインを伝えるハダンゲル民族博物館」