メイソンジャーでスプラウトを栽培
毎日食べたい健康サラダ
でもでも、人気にあやかって買ってみたものの何か違った(食べにくいとか、持ち歩くには重いとか……?)と、早くもキッチンのアクセサリーと化している方も?!
今回はそんなメイソンジャーに代表されるガラスジャーを使って、栄養満点なスプラウトを栽培してみましょう。栽培後には好みの野菜と合わせてサラダにして、美味しくいただきましょうね!
スプラウトについて
ソバの新芽
ただ、一口にスプラウトといってもその種類は様々です。大別するとグリーンマッペ(緑豆)やブラックマッペ(毛蔓小豆)、大豆などの「もやし型」と、かいわれ大根やブロッコリー、ルッコラ、マスタードなどの「かいわれ型」のものに分類されます。今回のようにガラスジャーを使った栽培には、「もやし型」のものが向いています。
スプラウト栽培の材料
ガラスジャーと網
今回は有名なアメリカ・ボール社のメイソンジャーではなく、自宅にあったイギリス・キルナー社のプリザーブジャーを使用しました。メイソンジャー同様にキャップ部分が密閉できるようにダブル構造になっています。
スプラウト栽培には、プリザーブジャーやメイソンジャーに限らず、家にあるガラス製の保存瓶でももちろんOKです!
内蓋に合わせて網をカット
ガラスジャーのダブルキャップ構造が役立つのは、この漉し網がセットできる点です。
ガーゼ布や排水口用ネットを輪ゴムで留めることでも代用できますが、今回は銅製の防虫鉢底ネットを使用しました。ジャーの内蓋に合わせて鉢底ネットをカットして、外蓋にセットすればOK。これでスプラウト栽培に必需となる水換えが楽になります!
※ネットの切り口で怪我をしないよう、ご注意ください。
スプラウトの種
種はスプラウト栽培用のものを準備します。我が家の近所では見つけられなかったので、今回はネット通販を利用して胡麻とアルファルファ、マッペ(緑豆)の種を準備しました。
また胡麻とアルファルファの種は小さいので、栽培はじめは漉し網に排水口ネットを重ねて使用しました。
事前準備
ガラスジャーは煮沸消毒して
ガラスジャーは使用・未使用のものにかかわらず、煮沸消毒をしてから使用しましょう。
ジャーがゆったり入るくらいの鍋に水を入れ、ジャーと蓋を入れます。そのままお湯を沸かして沸騰させ、3分ほどしたら蓋を先に取り出します。お湯が90度以上なら、更に5分ほど煮沸してからジャーを取り出します。ヤケドに注意して、トングなどを使って取り出して冷ましましょう。
スプラウト栽培の仕方
水に浸したブラックマッペ
翌日からは水を入れ替えるたびに2.3回軽くゆすいで水を切り、再び涼しく暗い場所で保存します。水の入れ替えは毎日、朝・夕の二回行いましょう。ちなみに栽培に使用する水ですが、種が吸う水には浄水を、すすぎには水道水を使用しました。
また種が広がる表面積を多く取るため、ガラスジャーを寝かせておくと発芽が良いようです。今回はトレイとして、エリンギが入っていたパックを使用してみました。 ご覧のとおり、種は数日で発芽してジャーの中に広がっていきます。 アルファルファは、7日でジャーいっぱいに!さっそくジャーから取り出して、シャキシャキの食感を味わってみました!クセが無くて、とても食べやすかったですよ。マッペの方はどこからどう見ても豆モヤシなので、中華炒めにしました。
スプラウト栽培のポイント
胡麻は発芽が遅かった
今回は、それぞれ種袋に入っていた半量程度の種で栽培しましたが、アルファルファはもっと少なくても良かったかもしれません。マッペやアルファルファに比べて発芽が遅かった胡麻も、どうやら種を入れすぎてしまったようですね。
またマッペは、すすぎのたびに豆の薄皮が剥がれてきます。浮いてきた皮はちょっと面倒でも取り除いてあげましょう。
スプラウトを使ったジャーサラダ
残念ながらあまり美味しそうに見えないところは、ご愛嬌ということで……。
美味しそうなジャーサラダレシピは、オールアバウトで参考にしてみてくださいね。
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