ムンクが『叫び』のアイデアを得たといわれる丘
エーケベルグ公園からちょっと抜けて見つけたいのが、道路沿いにあるムンクが『叫び』のインスピレーションを受けたといわれている場所。ムンク美術館や国立美術館のショップで販売されている『叫び』のポストカードを手にして、この丘で記念撮影してみてはいかがでしょう。 「確かに、叫びの絵のロケーションの構図と似ている」と納得できるエリアです。絵画では舞台は橋の上にみえますが、実際は道路。『叫び』の上空は不気味な赤オレンジ色の空が特徴ですが、実はこの横波の雲は、オスロでは実際に見ることができます(ピンク色の時も)。ガイドはオスロに住んでいて、「うわぁ~、ムンクの叫びの空だ!」と最初は驚いて、感動しました。確率的には、冬のほうが見えやすいですが、夕日の時間帯は空を眺めてみると、絵画と同じ空に出会えることもあります。
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■ムンクが『叫び』のインスピレーションを受けたといわれる場所
アクセス:バス34番か74番でBrannfjellveien駅下車、降りて丘の上を目指して徒歩ですぐ。オスロ中央駅周辺からはバスで約7~9分。
もしくは、エーケベルグ公園から抜けるなら、作品22番Tony Oursler作『Talking Light』が最も近いポイント(冒頭ページの動画参照。この街灯アートはおしゃべりします)。