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行列覚悟の上海名物、生煎(焼き小籠包)/中国

万博でも話題の上海にて必ず食べておきたいB級グルメといえば、生煎。いわゆる焼き小籠包です。最近日本でも見かける機会が増えていますが、やはり本場はひと味違いますよ。

古屋 江美子

執筆者:古屋 江美子

旅行ガイド

行列覚悟の上海名物、生煎(焼き小籠包)/中国

上海屈指の人気店、小揚生煎館の生煎。4個4.5元(約60円)

上海屈指の人気店、小揚生煎館の生煎。4個4.5元(約60円)

レストランで味わう本格的な中華料理はもちろん、路上で食べる屋台の一皿からも感動をもらえることの多い中国。なかでも小吃(シャオチー)と呼ばれる餅や中華まんなどの軽食はおやつにぴったりです。

ちょうど万博で話題の上海には、必ず食べたい名物小吃があります。それが、生煎(シェンジェン)。いわゆる焼き小籠包のことで、1930年頃から広まり、最近は日本でも見かけるようになりました。大きな鉄鍋に肉入りの包子をびっしり並べて蒸し焼きにします。小籠包に比べて皮はかなり厚くもっちり、底の部分はしっかり焦げ目がついていてパリッとした食感を楽しめます。中にはジューシーな肉餡と熱々のスープがたっぷり詰まっていて、濃厚でクセになる味わい。スープはヤケドしそうなほど熱いので、そのままかぶりつかずに上の方に穴をあけてからどうぞ。油断すると口からピューッと汁が飛び出てしまいます。

観光客にも人気があった呉江路店

観光客にも人気があった呉江路店

数ある生煎の専門店のなかでも地元人気ナンバーワン、常に行列ができているのが、小揚生煎館(シャオヤンシェンジェンバオ)です。黄河路店(黄河路97号)のほか、南京東路の上海第一食品商店内などあちこちに支店があります。ただし、ガイドブックでもおなじみだった呉江路店は屋台街自体が閉鎖しているのでご注意を。

 

本場で食べたい世界のB級グルメ5選
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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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