オーディションで13人のメンバーが選ばれています。
人選の決め手となったものとは?
『白い劇場』稽古場にて
オーディション前は人数も決めてなくて、最終的には“このひとと合う気がする!”っていう直感です。何より、こちらが選ぶという以上に、興味を持ってくれているかを大切にしました。
藤田>本当は二次審査をして、グループワークを行う予定でした。だけど実際オーディションをやってみて、やっぱり二次では話をしようということになって。ひとりずつ来てもらって、1時間くらいずつ話を聞いていきました。今どんな状態か、今後どうしたいか、3年間と聞いてどう感じたか……と。いろいろな想いが聞けたし、話してみるものだなって思いましたね。
自分自身は演劇シーンにおいてザ・亜流だと自覚しているので、それほど志望者がいるはずはないと思っていて。これまでは演劇をやりたい人に「ちょっと次の公演に出て」と動きにも参加してもらったり、 ダンスをやりたい人に「ちょっと次の公演に出て」と台詞も喋ってもらっ
やるからには僕らもフェアでいたいし、熱を持っていきたい。いろいろな主宰者を見てきたけど、ひとを束縛するだけあって、やっぱりみんな熱がありますよね。僕はマジですよ、本気でいきますよって、本気度を今一生懸命アピールしているところ。束縛するからにはそれなりに責任を取っていくけど、あなたもそれなりに責任取るつもりで来てくださいね、と。