17 雲輝玉宇牌楼

頤和園「雲輝玉宇牌楼」

雲輝玉宇を通して見える昆明湖は広大で美しい

長廊の東西のちょうど中央に位置する、昆明湖沿いに建つ牌楼。牌楼とは日本でいう鳥居のような門のこと。ここから北に向かって万寿山を登れば、メインスポットである排雲殿や仏香閣へと続きます。
 

18 排雲門

頤和園「排雲門」

メインエリアへの入口の排雲門。正殿へと続く堂々たる門構え

雲輝玉宇牌楼の北側に位置する、排雲殿へと続く門。ここから排雲殿、宝雲閣、轉輪蔵、仏香閣まで“仏香閣エリア”のチケットで見学します。途中で外に出てしまうと、再入園できないので注意してください。
 

19 排雲殿

頤和園「排雲殿」

頤和園の中でもひときわ贅を尽くした宮殿。後方に仏香閣が見える

頤和園「排雲殿」

急斜面に造られた見事な通路。昔の建築技術の高さに圧巻

頤和園の正殿。乾隆帝が母の還暦の祝い建てた大報恩寿寺を1888年、西太后の還暦を祝って建て直しました。西太后は誕生日ごとにここの玉座に座って祝賀を受けたそうです。現在展示されている品々は西太后70歳の誕生日の贈り物とのこと。

次の宝雲閣は仏香閣の西やや下方にあるので、排雲殿の左側(西)の通路を上っていきます。ここから山頂まで、急勾配な道が続きます。
 

20 宝雲閣(別名:銅亭)

頤和園「銅亭」

2015年春現在、内部は公開されておらず見学は外観のみ

仏香閣の西側にある宝雲閣、別名・銅亭は、銅で鋳造された高さ約7・5メートル、重さ約210トンの仏殿です。第二次アヘン戦争、そして義和団の乱の際、芸術性の高い窓枠や仏像を略奪されてしまうのですが、近年、海外から窓枠が返却され、ふたたびかつての面影を取り戻すことができました。

次の轉輪蔵は2015年春現在、公開されていないので、仏香閣エリアの西端へ行って眺めるのみとなります。
 

21 轉輪蔵

頤和園「轉輪蔵」

中央の石碑には乾隆帝による「万寿山昆明湖」の文字が刻まれている

仏香閣の東側にはある回転式の収納蔵。ここにチベット仏教の経典が収められていました。蔵の正面には乾隆帝直筆の「万寿山昆明湖」の碑が聳えています。
 

22 仏香閣

頤和園「仏香閣」

万寿山の中央にそびえる仏香閣。頤和園の代表的な風景

頤和園「仏香閣」

豪華かつ複雑な構造の仏香閣。清朝の繁栄を象徴する建物

万寿山に君臨する頤和園のランドマーク。乾隆帝の時代に建てられ、西太后の時代に再建された仏教施設で、内部には南無大悲観世音菩薩が安置されています。

もともとは9層の細長い塔を建てる計画で、8層まで完成させたそうなのですが、都の西北に塔を建てるのは不吉であり、広い昆明湖に対してあまりに貧弱だということから、現在のどっしりした八閣三層の仏香閣に造りかえられたとのことです。

ここで仏香閣エリアは終了となります。出口を出て北へ進むと、智慧海が見えてきます。
 

23 智慧海(別名:無梁殿)

頤和園「智慧海」

チベット仏教の特徴を備えた美しい寺院

頤和園で最も高所にある仏教施設。梁を使わず、煉瓦を縦横に積み重ねて建てられていることから“無梁殿”とも呼ばれます。黄色と緑の琉璃瓦で彩られた外観が印象的。高い天井の内部には菩薩像が安置されています。

ここからは下り坂のコースとなります。
 

24 四大部洲

頤和園「四大部洲」

18の建造物群からなる巨大なチベット式宗教建築群

万寿山の北斜面に位置する壮大な寺院建築群。チベット寺院・サムイェー寺を模したといわれている、赤、白、黄を基調とした鮮やかな色彩の美しい寺院です。
 

25 蘇州街

頤和園「蘇州街」

河が凍らない季節は船に乗って見学することもできる

頤和園「蘇州街」

伝統工芸を披露する職人が技を披露してくれる店もある

蘇州街(有料)は、頤和園の北側に造られた蘇州の街並を再現した商店街で、皇帝のためのテーマパークでした。乾隆帝もここで買い物ごっこを楽しんだそうです。皇帝たちが“ごっこ”をするために、宦官や宮女が商人を演じたといわれています。

現在も日用品や衣料品、雑貨や伝統工芸品などを扱う店や、伝統食を供すレストランなどがあり、いにしえの皇帝や皇妃になりきって楽しむことができます。


頤和園観光はこれで終了です。おつかれさまでした! このページで紹介したのは王道コースですが、それ以外にも頤和園にはまだまだ見所が存在しています。近年注目されている万寿山の北側一帯については「新しい頤和園を体験!北京で大注目の后山后湖景区」という記事で紹介しています。こちらもぜひ併せて読んでみてくださいね。
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