食事ダイエット/食事・生活習慣改善ダイエット

痩せすぎも要注意! 美容と健康のバランスチェック(2ページ目)

若い女性でダイエットを必要とされるのは10人に1人程度。無理に体重を気にすることよりも、将来のキレイを目指すことも大事にして下さいね。

浅尾 貴子

執筆者:浅尾 貴子

食事ダイエットガイド

BMIはひとつの目安に

食事

食べてはダメなものはありません!

平成25年度の国民健康・栄養調査によると20歳代の女性で痩せている人の割合は5人に1人以上(21.5%)。逆に太っている人の割合は10人に1人の割合(10.7%)と実は少ない数字です。とりあえず体重という数字で分けられてはいますが、多くの人が過度に気にするほど太ってはいない可能性が高く、むしろ無理に痩せ続けている人はどこかで生活改善をしてほしいのが現実です。

 

ちなみに160cmの身長の女性の場合、厚生労働省が定める痩せのボーダーラインと標準体重は次の通りです。
■痩せている(BMI18.5未満)……47.4kg未満
■標準……(同22)56.3kg程度(※痩せ以上~太っている未満の数字の間にあればOK)
■太っている……(同25以上)64.0kg以上

ご参考:BMIの計算式
BMI=体重(kg)÷身長(m)の2乗

ご自身の理想とする美容体重よりも多いかも、と思う方もいるかもしれませんが、健康維持の上でひとつの目安としてご覧ください。

多少の体脂肪も不可欠なわけ

最近よく話題にのぼる「妊活(にんかつ、妊娠活動の略で妊娠しやすい体調や環境を整えること)」。これも一般的に使う言葉になりました。実際にも現在の日本では7組に1人の割合で不妊治療をしているともいわれます。そして、健康な赤ちゃんを授かるのには、女性側の健康状態も関連しています。

女性としての機能が低下するというのは人生設計においてとても残念なこと。実際にも授かりたいと思っても難しいケースが増えているのです。実はこの妊娠のしやすさと体脂肪率には関連があるとも言われています。BMI18.5(厚生労働省基準でのやせ判断)以下では低出生体重児が生まれやすくなるとの研究結果や、低すぎる体脂肪率では排卵が起こらない可能性が高いこともわかっています。また同時に、BMI30以上の場合もリスクが高まるとされます。つまり、痩せすぎも太りすぎもいけないということですね。

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