「場」の重要性
飲み会の幹事でもリーダーシップは醸成できます
縦軸に「場」であるゼミナール、体育会、サークル、キャンパス外ですがアルバイト、横軸にそれらに属しているかどうかと、属している場合の役割(ゼミ長やキャプテン等の幹部なのか否か)等で集計した結果、強い体育会や名門ゼミのキャプテンやゼミ長は最も高いゾーンで、どこにも属していない無所属の学生が最も低いゾーンでした。
このように、リーダーシップを発揮させるには「場」が必要条件で、「場」の中での役割、責任と権限の大きさ、そして、継続した行動がリーダーシップ能力に繋がっていきます。知識ばかり増えると“頭でっかち”となり、身軽な行動が疎かになってしまいます。
卑近な例では、飲み会の幹事をやることもリーダーシップを発揮する場と言えるでしょう。成果は参加された皆さんの笑顔や雰囲気そのものです。リーダーシップを発揮するには場数による蓄積が一番です。習得した知識を活かす「場」で相応の役割を担い、諸々の障害を試行錯誤し、それをクリアすることでリーダーシップ能力が磨かれていくことでしょう。