ジョギング・マラソン/おすすめのジョギングコース紹介

ちょっと待った!失敗しない大会選びのポイント(2ページ目)

マラソン大会の多くはインターネット上でエントリーを受け付けており、クレジット決済に対応するなど、大会参加の手続きは簡単でしょう。しかしあまり考えずエントリーしてしまうと、「失敗した」と後から後悔してしまうかもしれません。そこで、大会選びで失敗しないためのポイントを、失敗例別にいくつかご紹介していきます。

三河 賢文

執筆者:三河 賢文

ジョギング・マラソンガイド

大会へのアクセス

多くの大会では、アクセスに配慮したコース設定が行われています。しかし場合によっては、大会会場が駅から離れていたり、そもそも電車では行けない場所であったりすることもあるでしょう。臨時バスが運行されていることもありますが、運行時間は決まっており、非常に混雑することが多く見られます。

bus

レース前から疲れてしまわないようにしましょう

大会当日、レース前から長い距離を歩くことは、誰もが避けたいと考えるのではないでしょうか。また、満員のバスで何分も立ちっぱなしという状態も、望むものではないはずです。
そのため、会場までのアクセスについては、交通機関や臨時バスなど運営側からの対応内容を含めて確認しておくと安心です。もちろん、アクセスが悪いから大会出場を止めようということではありません。大会そのものに魅力があれば、多少苦労しても、出場する価値はあります。大会選びにおける1つの要素として、念頭に置いておいてください。

尚、中にはスタート地点とゴール地点が異なるレースがあります。その場合、宿泊先や駐車場への移動を考える必要も生じるでしょう。走った後のことまで踏まえて、計画的に動くことが大切です。

運営者の信頼性

大会のエントリーは、今やその多くがインターネットによって行われています。エントリー後の決済処理についても同様ですが、運営者について調べている方は少ないでしょう。

internet

エントリー前に調べましょう

インターネット上では様々な事件が起きています。例えば通販で注文した商品が届かない、あるいは個人情報が漏洩するといった話は、耳にしたことのある方も多いはずです。マラソン大会においても、そのようなリスクが無いとは言い切れません。また、運営がしっかりされていなければ、大会当日にトラブルが起きることもあるでしょう。

そこで、例えば自治体が絡んでいたり、既知の団体が運営していたりといった大会を除き、運営者についてある程度調べることをおすすめします。インターネットが広く普及しているからこそ、運営団体名を検索するだけで何かしら情報が得られるでしょう。ホームページを持っていなくても、過去の主催大会について、出場者のブログなどが見つかるかもしれません。具体的には、下記のような情報を得られると安心です。
  • 過去にマラソン大会の運営経験があるか
  • 過去の運営大会に関する出場者からの評判
  • フリーメールアドレスが使われていないか
  • 固定電話番号が記載されているか
  • 所在地はバーチャルオフィスなど実態のないものではないか
  • 団体名におかしな点がないか(例:NPOを名乗りながら実際は任意団体や個人 等)
特に連絡先については、注意が必要です。フリーメールアドレスは誰でも簡単に登録・削除できますし、携帯電話も同様です。トラブルが発生して運営者と連絡が取れないという事態になるリスクが高いでしょう。
この他にも、情報を調べるうえで疑問に感じる点があれば、直接問い合わせるなど事前に対応してください。

マラソンを楽しむためにも、大会選びはとても大切です。後から後悔しないためにも、面倒臭がらずに情報を集めてみてください。「注意しなければ」という意識を頭の片隅に置いておくだけでも、視点が変わってくるはずです。
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